昔の記憶
本間家の人たち
私の叔父(父の弟)が、
平成26年10月14日に、
札幌市内で交通事故にあいました。
かわいそうに、
下腿の骨が折れて手術をしました。
おかげさまで、
順調に回復し退院しました。
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この事故がきっかけで、
叔母(叔父の奥さん)とメールのやり取りをするようになりました。
私の叔父は、
札幌医大を卒業した医師です。
札幌医大5期、
昭和33年卒業です。
今年お亡くなりになった、
作家の渡辺淳一先生と同期です。
■ ■
以前にも書きましたが、
私のおじだけあって、
大変なかたです。
長い間、日本生命の診査医をしていました。
私が大夕張の山奥から札幌に出て来て、
勉強ができなくて困っていた時、
真駒内にあった日本生命の社宅へ行って、
叔父に勉強を教えてもらったことがありました。
■ ■
当時は勉強するだけで大変で、
何も考えていませんでした。
土曜日の夜に叔父の家に行き、
晩御飯をごちそうになって、
夜、勉強を教えてもらいました。
何を教えてもらったかは、
すっかり忘れてしまいました。
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60歳の還暦になって思いました。
小さな子供が2人もいて大変なのに…
土曜日に甥が来て、
晩御飯まで作ってくれた叔母は、
どんなに大変だったことか?
気がついてから、
ず~っと申し訳ないと思っていました。
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叔父の交通事故で困っていた叔母に、
いろいろメールでアドバイスをしました。
メールで、
昔おばさんにお世話になりました。
いつか恩返しをしたいと思っていました。
…と書いたところ、
叔母から返事が来ました。
真駒内の社宅でのことを良い印象で覚えてて下さって、、
とても嬉しいです。
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叔母は優しくていい人です。
常識人です。
偏屈な本間家の叔父と結婚し、
苦労なさったようです。
私はうちの奥さんから、
変人、
口うるさい、
神経質、
本間家の家風などなど…
たくさん言われています。
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私と同等かそれ以上の叔父と、
半世紀以上も暮らしている叔母は、
よくできた人です。
叔母からのメールに書いてありました。
本間家の人達は心根の良い人ばかりですが
正直過ぎて世渡りが下手かな?
と思うことがあります。
さすが叔母さんはすごいです。
私もその通りだと認めます。
来年は少し世渡り上手になろうかと思いますが、
もう無理かもです。