二重・眼瞼下垂

第38回日本美容外科学会(横浜)③

 今回の第38回日本美容外科学会(横浜)で、
 一番聞きたかった内容が、
 シンポジウム8
 他院でおこなった眼瞼下垂手術の修正
 ―美しい重瞼ラインを作るための工夫―

 …でした。
 シンポジウムを聞いた正直な感想は、
 難しい患者さんは誰がやっても難しいです。
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 目は身体の中でも最も目立つ部位です。
 おっぱいが左右で多少違っても、
 それほど気になりません。
 下着で隠すこともできます。
 もともと左右差のあるおっぱいの人はたくさんいます。
 目も、
 もともと左右差がある人はたくさんいます
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 保険診療で5万円でしても、
 自由診療で50万円でしても、
 高齢者の方が1万5千円くらいでしても、
 医療保護の方がただでしても、
 左右差を無くすのが
 先生の腕でしょ
 …と言われます。 
 美容形成外科のつらいところです
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 シンポジストで最後に登場したのが、
 蘇春堂形成外科の
 野平久仁彦先生です

 野平先生は誰もが認めるスペシャリストです。
 再来年の日本美容外科学会会長です。
 野平先生の演題名は、
 SY8-5他院で行われた眼瞼下垂症術後変形の治療
 スペシャリストの野平先生ですら、
 一度の修正手術では治らず、
 平均手術回数2.0以上の患者さんがいました。
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 座長の新横浜形成クリニック、
 岩波正陽先生が言われたように、
 前の先生がどんな手術をしたのかもわからず、
 どこにどんな糸で固定されているかもわからず、
 他院で行われた眼瞼下垂症の治療は難しいです。
 一つだけ言えるのは、
 最初にいい手術を受けた人は、
 たとえ修正手術になってもやりやすいです。

 最初にとんでもない手術を受けた人は、
 どんな名医でも治すのが難しいです。
 形成外科専門医でもレベルが違います
 自分の好みの目もあります
 先生は慎重に選んでいただきたいです

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