二重・眼瞼下垂
幅広平行二重を狭くする
札幌美容形成外科の手術メニューにはございません。
日本美容外科学会(JSAS)に参加すると、
♡幅広の平行二重♡を、
狭くしたいという患者さんが、
意外と多いことがわかります。
私は偏屈でがんこなので、
最初から幅広で平行の二重は作りません。
■ ■
埋没法で幅広にしたなら、
まだ狭くできる可能性はあります。
残念なことに、
糸を抜いても、
不自然なラインが残ることがあります。
がっつり切開された目を、
先生、お願いだから、
狭くしてください。
…と言われても無理なことがあります。
■ ■
二重の手術は東洋人に多い手術です。
日本は二重埋没法発祥の地です。
古くからいろいろな手術法が考えられています。
埋没法は、
どこで受けても同じではありません。
なんちゃって美容外科医がするのと、
ベテラン美容外科医がするのでは、
天と地の差があります。
■ ■
経験を積んだ形成外科医でも、
経験を積んだ美容外科医でも、
経験を積んだ美容形成外科医でも、
何度も手術をされた、
がっつり平行型の二重を、
幅の狭いナチュラルな二重にするのは難しいです。
■ ■
まぶたのトラブル症例2017
2017年2月の
第28回日本眼瞼義眼床手術学会で見た、
まぶたのトラブル症例です。
■トラブル1
幅広の平行二重を希望した患者さん、
片方の目だけ、
もうちょっと大きくしたいという希望でした。
担当の先生は、
この程度だったら手術はおすすめしません。
…とご説明されました。
私もちょっとした左右差は、
手術で治すのは難しいとよく説明します。
■ ■
満足できなかった患者さんは、
他の形成外科専門医のところに行きました。
みごとに片目だけ、
超幅広の平行二重になりました。
担当の先生は、
これで仕上がりです
いい結果です
患者さんは泣きながら戻ってきました。
残念なことですが腕のいい先生でも簡単に治せません。
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第105回日本美容外科学会(JSAS)で発表された先生の中では、
銀座S美容・形成外科クリニックの、
酒井直彦先生の手術が、
とても丁寧でお上手でした。
さすが、
北里大学形成外科で研鑽された先生です。
信頼できる美容形成外科医だと感じました。