医学講座

売上との葛藤

 今日は2018年10月28日(日)です。
 札幌の天候は晴れです。
 北大のイチョウ並木がきれいと友人のFBに出ていました。
 私は仕事なので見に行けません。
 今週が見ごろです。
 ミス・インターナショナルの14カ国の代表15人が、
 北大にいらしたと北海道新聞に掲載されていました
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 有意義だった、
 第41回日本美容外科学会
 …の続きです。
 隠れキリシンタンから、
 世界的レベルの美容外科医
 …になった先生たちも、
 簡単に美容外科を習得できたのではありません。
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 私たち形成外科医は、
 キズを治すのはうまいですが、
 私を含めて経営は下手です
 美容外科チェーン店は、
 圧倒的に患者数が多く、
 症例がたくさんあります。
 大学病院や国公立病院の比ではありません。
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 有能な受付さん
 …が呼んでくださった、
 大切なお客さん
 …を、
 はい手術をしましょう
 …と引き受ける先生でなければ、
 売上は伸びません
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 チェーン店の美容外科に行った先生は、
 症例数が多く、
 手術を覚えるのに役立った、
 …と感謝している反面で、
 お金の面で、
 受付さんとトラブルになった
 …と正直に告白してくださった先生がいました。
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 私も受付主任から、
 先生はお金のことは言わないで!
 私たちが説明するから!

 …と言われていました。
 とても優秀な先生なのに、
 売上が落ちて
 戦力外通告
 …を受けて、
 開業への道をとったと、
 正直に教えてくださった先生もいました。
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 戦力外通告を受けた先生は、
 みごとに復活され、
 今は若い形成外科医を育てて成功しています。
 大学病院や国公立病院でも、
 赤字が続くと院長は責任を問われます。
 難しい問題だと思います。
 チェーン店の美容外科にもいろいろあります
 バイト先も修行先も慎重に選ばないと、
 医師個人が訴えられることがあります
 美容外科の修行は難しいです。

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