昔の記憶

暖冬?2018

 今日は2018年11月10日(土)です。
 今朝の札幌は晴れです。
 気温は17℃でした。
 あたたかいです。
 灯油が値上がりしているので
 このまま暖かい冬になるとうれしいです。
 スキー場は困っているようです。
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 平成30年11月10日、北海道新聞朝刊の記事です。
 遅い初雪「記録」更新目前 道内有人観測地点
 市民「灯油代助かる」 スキー場「開業できない」
 道内は11月9日、低気圧の接近に伴い、各地で気温が上がり、雨が降った。11月に入ってからも気温の高い状態が続いており、職員が常駐している道内の気象台と測候所(現在8地点)すべてで10日までに初雪が降らなければ、132年ぶりの遅さとなる。記録的な冬の到来の遅れは、道民生活に悲喜こもごもの影響を与えている。
 札幌管区気象台によると、9日午後8時までの最高気温は小樽市17.2度、函館市15.8度、札幌市13.4度など各地で平年より2~7度高く、10日も同様の気温となるため、降雪の可能性は低い。
 9日までに有人観測の全8地点で初雪は観測されていない。日本気象協会北海道支社によると、有人観測の全地点の初雪の遅さとしては、1990年11月10日の初雪観測に並ぶ遅さ。10日も降らないと、札幌と函館の2地点時代に11月18日まで初雪を観測しなかった1886年(明治19年)以来となる。
 同支社によると、今秋は北海道付近を通る偏西風が蛇行。平地で雪が降る目安となる、上空1500メートル付近で氷点下6度以下の寒気が入りにくくなっている。10月の主要22地点の平均気温は全地点で平年を上回り、11月も札幌や旭川などで連日、平年より高くなっている。今後、降雪につながりそうな寒気が入るのは14日ごろという。
 市民からは遅い冬の訪れを歓迎する声が上がる。道内の灯油価格は1リットルあたり100円を超える高値が続いており、札幌市厚別区の主婦竹若伸子さん(68)は「例年だとストーブに頼りっぱなしの時期だが、今年は朝晩だけで済んでいる。灯油を節約できて助かる」と話す。
 一方で、スキー場は雪を待ち望む。上川管内上川町の黒岳スキー場は雪不足で10日に予定していたオープンを延期した。現状の積雪は10センチ程度。オープンには1メートル近く必要という。担当者は「まだまだ雪が足りなくて、オープン日を見通せない」と嘆く。小樽市の「スノークルーズオーンズ」は10月上旬から、24時間態勢で人工造雪機を稼働させ、今月23日の開業を目指しているが、担当者は「気温の上昇に伴い、地表の温度も高くなるため雪が解けやすい傾向にある」と言う。
 車のタイヤ交換も遅れている。札幌市西区のカー用品店「タイヤセレクトカーズ札幌山の手」では例年10月下旬から作業の予約が増え、多い日は1日15件近く入るが、今年は11月でも1日2、3件。同店は「初雪が降ったら例年以上に予約が集中する」と予想。初雪が遅いと、そのまま根雪になる可能性もあるため、早めの交換を呼びかけている。(門馬羊次、斉藤千絵、木村直人)

気温が上昇する中、人工造雪機をフル稼働させてコース造りを急ぐ、
スノークルーズオーンズ=11月9日、小樽市
(以上、北海道新聞より引用)

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 暖かいとは思っていましたが、
 まさか132年ぶりの初雪の遅さとは知りませんでした。
 北海道新聞社はもの知りです。
 このまま暖冬が続いてくれると、
 一番助かるのは除雪予算です。
 北海道の自治体にとって、
 除雪予算が膨大です。
 元札幌市職員だった私は、
 札幌市の除雪予算が少なくなることを願っています。

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