医学講座
集団的個別指導2018
今日の札幌は雪です。
さすがに自転車通勤は無理でした。
昨夜(2018年11月20日)18:30~20:00まで、
札幌のかでる2・7で、
厚生労働省北海道厚生局の、
集団的個別指導(集団部分)【医科】
…がありました。
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開業以来何度も出席しています。
昨日はじめてわかりました。
保険医療機関のうち、
診療報酬の平均請求点数が高いところが、
集団的個別指導(集団部分)
…の対象となるのだそうです。
札幌美容形成外科は手術をする患者さんが多いので、
当然平均請求点数は高くなります。
悪いことはしていません。
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厚生労働省もわかっているようです。
手術が多い医療機関や、
在宅診療をしている医療機関は、
平均請求点数が高くなります。
私はこの集団的個別指導が好きです。
ためになることを教えてもらえるからです。
講師の先生には、
ぜひ医学部6年生の学生に教えてほしいくらいです。
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昨日の講師は、
北海道厚生局の鎌田指導医療官でした。
45分間の講義でした。
私は最前列で聴いていました。
居眠りしている人もいませんでした。
鎌田先生の講義は、
とても勉強になりました。
原稿棒読みではなく、
聴衆を見て話してくださいました。
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保険診療は国が定めたルールに従って行います。
ルール違反の診療は不可です。
ペナルティもあります。
昨日の講義で勉強になったことは、
電子カルテの危険性です。
大きな病院ですと、
全患者さんのカルテを見ることができます。
診療に直接関係がない患者さんのカルテを見ることは、
たとえ病院職員でも情報漏洩です。
興味本位の閲覧はダメです。
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ある患者さんが、
ガンで通院している
…ということがわかってしまうと、
とんでもないことになります。
医師や看護師以外も、
守秘義務に注意する必要があります。
ある大学病院で問題になっていました。
その他にもたくさん有益なことを教えていただきました。
熱心に教えてくださった、
北海道厚生局の鎌田先生に感謝しています。
ありがとうございました。