二重・眼瞼下垂
目の開き方のリハビリ
私は偏屈でがんこなので、
【美容目的】の、
【若返り】はやめました。
【ヒアルロン酸】は、
【血管がつまる】リスクがあるので
やめました。
あんたなんか、
美容外科を名乗る資格がない!
…と言われてもしかたがないです。
■ ■
私は形成外科医なので、
機能改善のための手術が好きです。
【美容目的】でなくて、
ものが見えやすくなる手術が好きです。
眼の開きがよくなると、
視界が開けて、
車の運転も楽になります。
■ ■
札幌美容形成外科で一番多い手術が、
【眼瞼下垂症手術】です。
自分自身が手術を受けて、
すっかりこの手術が好きになりました。
患者さんから、
クレームをいただくこともありますが、
毎日がんばって手術をしています。
眼の手術は難しいです。
■ ■
重度の眼瞼下垂症手術の患者さんは、
ひたいにしわを作って、
眉を上げて、
必死で目を開いています。
眼瞼下垂症の程度によって、
眉の上げ方に左右差がある人
…がいます。
無意識のうちに片側だけ力が入っています。
■ ■
手術中には、
何度も左右差を確認しています。
手術後にも確認しています。
その後に休んでいただき、
帰宅前にも確認しています。
それでも、
左右差が出る人がいます。
ほんとうに難しいです。
■ ■
眼瞼下垂症手術を受けた患者さんの中には、
手術中も、
手術直後も、
手術後一週間目の抜糸の時にも、
左右差がなかったのに、
その後に左右差が出る人がいます。
眉を上げるクセがある患者さんです。
そんな患者さんにはリハビリをすすめます。
■ ■
スマホの自撮りモードで、
目を開けたり閉じたりして、
自分の目を撮ってもらいます。
その動画を見て、
目の開け方の練習をします。
手術前は、
えい!やぁ!
…と力を入れて目を開けていた人が、
少しの力で開くようになっています。
♡美しい目の開き方♡を、
自撮りで練習してもらっています。
エビデンスはありませんが効果が出ています。