医学講座
医者は一生勉強です
昨日の院長日記、
美と健康の維持2019に、
りりーさんから、
コメントをいただきました。
先生も沢山の努力をしてお医者さんになられたんですね。
医者になった後も勉強が必要で、
患者さんの要望も聞いて、
ストレスも多い仕事だと思いますけど、
頑張ってください。
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ありがとうございます。
とてもはげみになります。
医者は一生勉強なんです。
医学部6年間も厳しい試験があります。
100人入学すると、
卒業時には90人以下になるのがふつうです。
大学によって違いますが、
ふつうの国公立大学医学部で、
6年間で卒葉できるのは9割以下です。
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卒業後に医師国家試験があります。
医師になるために、
ほぼ全部の科目の試験があります。
内科医になる人も、
外科も産婦人科も試験があります。
外科医になる人も、
内科も小児科も試験があります。
日本全国で医師国家試験が行われて、
全員が同じ問題で受験します。
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実技試験はありません。
マークシート式の試験問題です。
試験問題を作成するのは、
厚生労働省から委託を受けた、
医師国家試験出題委員です。
大学医学部の教授がなります。
2月にある医師国家試験問題を作るのは、
夏です。
暑い時期に東京で問題を作っているはずです。
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医師国家試験に合格した後も、
専門医試験があります。
日本形成外科学会にも専門医試験があります。
先週、東京で筆記試験と面接試験がありました。
面接は3人の試験官によって判定されます。
専門医になった後も、
学会に出席して勉強をします。
医学は日進月歩なので、
毎日が勉強です。
好きな診療科目だから続けられます。