医学講座
第147回 日本美容外科学会学術集会(京都)③
今日は2023年6月25日(日)です。
昨日、京都で第147回 日本美容外科学会学術集会がありました。
遠かったですが有意義な学会でした。
お昼の飛行機で札幌に帰ってきました。
日本に2つある日本美容外科学会のうち、
形成外科医が大部分の美容外科学会です。
会員は原則として日本形成外科学会会員です。
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この日本美容外科学会を、
JSAPSじぇいさぷすと呼んでいます。
一年に一度、大きな学会があります。
その大きな学会の他に、
小さな学会が2回あります。
昨年の大きな学会が第45回日本美容外科学会でした。
2022年9月22日に札幌で開催されました。
今年は9月14日15日に横浜で開催されます。
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私は大きな学会にも参加しますが、
小さな学会も好きです。
会場が一つで内容もコンパクトにまとまっています。
今年は1月に第146回日本美容外科学会学術集会がありました。
会長は昭和大学形成外科主任教授 門松香一先生でした。
大学の教授が会長ですと、
医局員もいますし、
同門の先生もいます。
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京都の学会はジョイアクリニック京都院院長の林寛子先生が会長です。
開業医が会長の学会は、
診療の合間に一人で準備をしなくてはならず、
ほんとうに大変です。
林寛子先生は立派に学会を成功させられました。
林先生が会長挨拶に書かれていたことです。
今回のテーマは「リスクヘッジと精度を上げるための工夫」です。
「成功はギフト、失敗は人災」という言葉があります。それくらい失敗には理由があり再現性が高いということです。
しかし、人間ですから最善を尽くしたつもりでも失敗をすることはあります。
医療に絶対も100%も無いのですが、失敗から謙虚に学び次に繋げることができれば失敗は確かな経験として財産になります。
術後経過を観察する目を養うことも大切なスキルです。
会長のお言葉通りの内容が充実した立派な学会でした。
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私が感じたことは、
どんなにベテランの先生が手術をする時でも、
いい結果を出すためにいつも努力していることを実感しました。
林会長が言われるように、
失敗から謙虚に学び次に繋げることが大切です。
明日から気を引き締めて、
また謙虚に手術をさせていただきます。
立派な学会を開催してくださった、
林寛子ともこ先生に感謝いたします。