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保険証、来秋に廃止 改正マイナンバー法成立

 今日は2023年6月3日(土)です。
 北海道新聞朝刊の記事です。
 保険証、来秋に廃止 マイナに一本化 改正マイナンバー法成立
 健康保険証を2024年秋に原則廃止してマイナンバーカードに統一するマイナンバー法など関連改正法が2日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。任意のカード取得を事実上義務化し、マイナンバーを利用できる事務も拡大する。マイナ保険証を巡って別人の情報が誤登録されるなどのトラブル発覚が相次ぐ中、立憲民主、共産両党は「まずは制度への信頼回復を図るべきだ」として反対した。
 マイナカードの取得は任意だが、国民皆保険制度の下では、カードと健康保険証を一体化したマイナ保険証へ原則的に切り替えることになる。カードを持たない人には、保険診療を受けるために資格確認書を発行するが、有効期間最長1年の更新制で、患者の窓口負担もマイナ保険証より重く設定する。経過措置として、現行保険証は2025年秋まで最長1年間使える。
 また、これまで社会保障と税、災害対策に限っていたマイナンバーの利用範囲に、行政書士や美容師といった国家資格の手続きや自動車登録、在留外国人の関連事務などを加える。このほか、法で認められた業務に「準ずる事務」なら法改正せずに政省令で利用できるようにし、政府の裁量を広げる。
 国の給付金支給などの迅速化を目的に、年金受給口座など行政機関が既に把握している住民の口座情報をマイナンバーにひも付け、公金受取口座として登録する制度も設ける。口座を利用していいかどうかを本人などに確認し、一定期間内に「不同意」の回答がなければ同意したとみなす。
 マイナカードを巡っては、マイナ保険証への他人情報のひも付けや公金受取口座の誤登録、住民票の写しなど証明書のコンビニでの誤交付などトラブルが続出している。(関口潤、勝間田翔)

(以上、北海道新聞より引用)

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 あ~ぁ、
 仕方がないなぁ~、
 マイナカードだけで、
 意識不明の重体で運ばれたら、
 どうやって認証するんでしょうか?
 顔認証はできないですし、
 暗証番号も入力できません。
 ちゃんと考えてくれているのか?
 とても不安です。
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 厚労省HPを読むと
 救急専用端末というのをつくるそうです。
 厚生労働省のお役人は、
 高度救命救急センターに搬送される患者さんをご存知ないと(私は)思います。
 男性か女性かもわからないほど、
 重度に顔が損傷されることもあります。
 そうするとどんな端末を用いても、
 本人確認はできません。

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