医学講座
半世紀前のおとぎ話
今日は2023年6月4日(日)です。
札幌は晴れです。
北海道は梅雨がなく6月はいい季節です。
残念なことに、
保険証、来秋に廃止
マイナカード読取不能など、
いいことがありません。
■ ■
今日の北海道新聞朝刊のいずみに、
とてもいい投稿が載っていました。
半世紀前のおとぎ話
昭和40年(1965年)、現在でいう札幌市北区新琴似にある新興団地に入居した。当時は札幌にあって離れ小島のような寂しさだった。
最初はバスと路面電車を乗り継いで市中心部の職場へ行っていた。私は67年に運転免許を取り、独身時代の貯金をはたいて中古車を購入。翌年には夫も免許を取得し、夫婦でマイカー通勤をするようになった。
やがて、同じく札幌の中心部へ通勤していたお向かいの女性とその息子さん、私と夫、うちの息子の計5人が1台に同乗するようになった。子どもたちを保育園に預けて、大人3人で通勤し、5人で仲良く帰宅した。
先日、道外に住む息子に会って、半世紀以上前の思い出が話題になった。70年3月末、春が近いのに猛吹雪となった。保育園に寄って5人で帰宅する途中、道路の先が見えなくなり、雑貨店の駐車場に停車したのだ。
天候は一向に良くならない。雑貨店の人に、泊めてもらえないかと思い切って頼んだ。店主が夫の身分証明証を確認し、許可してくれた。店の片隅でも借りようと思ったが、私たち5人を部屋に上げてくれ、夕食のほか布団まで用意してくれた。
翌朝、天気が少し落ち着いた。車道の除雪が追いつかないため、私たちは車を駐車場に残して、雪の中をこいで帰宅した。
優しくしてくれた店の皆さんの対応は、おとぎ話の一場面のようだった。いくら感謝してもしきれない。
白石由美子(しろいし・ゆみこ 85歳・無職)=札幌市西区
■ ■
昭和40年1965年には、
私は美唄市茶志内びばいしちゃしないに住んでいました。
1970年は札幌西高校の学生でした。
1970年3月末に大雪があったのは忘れました。
春の猛吹雪で帰れなくなり、
雑貨店に泊めてもらって、
ごはんまでごちそうしてくれたなんて、
なんて素敵はお話しだろうと思います。
白石由美子さん素敵なおとぎ話をありがとうございました。
“半世紀前のおとぎ話”へのコメント
コメントをどうぞ
いえいえと言いそうになりました(笑)
親切な方で嬉しいほっこりしたお話ありがとうございました。
マイナカードのみは絶対反対です。昨日の日記をFBにあげたら国会議員も見るのではないでしょうか。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。聞いたことがない、とてもいいお話しでした。半世紀前でも忘れませんね。春先にも猛吹雪がありました。
昭和40年の新琴似は離れ小島の
ような雰囲気だったのですね。
知りませんでした。
窮地の時に手を差し伸べてくださった方
のことは、ずっと忘れないと思います。
そして、このような人の気持ちに
寄り添える関係が増えれば争いも
起きないと思いました。
心あたたまるお話を聞かせていただいて
ありがとうございました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。私は昭和56年7月(1981年7月)に北区新琴似4番通りの公団住宅で新婚生活をはじめました。人生で一番しあわせだった時期です。白石由美子さんが住んでいらした北区新琴似の新興団地がどこかわかりませんが、猛吹雪で道路の先が見えなくなることもありました。とてもいいお話しをありがとうございました。
昔とはいえ身分証明書で
泊めるのは
なかなかできないことです。
雑貨店の方に感謝ですね。
幸せのおすそ分けを
ありがとうございました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。昔、私が持っていた身分証明書は北大病院の研修医の時にいただたものでした。病院長の名前で名刺大だったと記憶しています。それ以降は身分証明書はもらったことがないです。北大病院の身分証明書で北大植物園に入園できると聞きましたが、忙しくて行く時間はありませんでした。