医学講座
平和不動産_1200億円投資_札幌再開発
今日は2024年9月5日(木)です。
札幌は最高気温28℃、
さくらんぼさんの山形は31℃です。
暑い中の作業でお身体が心配です。
まだまだ台風も心配ですし、
猛暑も心配です。
温暖化の影響なのかなぁ~?と思っています。
今日の北海道新聞に興味深い記事が載っていました。
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2024年9月5日、北海道新聞の記事です。
札幌中心部再開発 1200億円投資の理由は 平和不動産・土本社長に聞く
札幌市中央区の2カ所の大型再開発事業に中核企業の一つとして参画している平和不動産(東京)の土本清幸社長(64)が、北海道新聞のインタビューに答えた。道銀ビルディングなどを建て替える大通西4地区と、JR札幌駅前の札幌西武跡などの北4西3地区の2カ所で、投資額は計1200億円と同社としては過去最大規模になる。土本社長は「札幌はビジネスでも観光でも潜在力が大きい」と、東京やほかの地方都市ではなく、あえて札幌に巨費を投じる理由を説明した。
平和不動産は、東京証券取引所の土地建物を所有する「兜町の大家」として知られ、全国でビル賃貸事業を展開する、売上高約400億円の中堅総合不動産会社。道内では、道銀ビルを2002年に買収するなど、ビル5棟を所有している。
大通西4地区と北4西3地区のそれぞれの再開発には、地権者として参画。いずれも大型複合ビルが28年度までに完成予定だ。土本社長は「温暖化で東京や大阪、福岡は夏に屋外で健康的に過ごすのが難しい都市になった」と述べ、「地震対策の観点からも、強固な岩盤に支えられた札幌の重要性は今後より認識される」との見方を示した。
大通西4の再開発ビルは商業、オフィス、ホテルの複合施設で、上層階には米ホテル大手の最上級ブランド「パークハイアット」が開業する。土本社長は「札幌が富裕層観光を受け入れる起点となる。ラピダスやGX(グリーントランスフォーメーション)関連ではビジネスの要人の受け皿にもなるだろう」と話した。
■環境面と観光 札幌の魅力 土本社長の一問一答
主な一問一答は次の通り。
――札幌の再開発へ大規模投資する理由は。
「札幌市が非常に積極的に協力してくれ、事業を進めやすい環境がありました。また、日本の中でも札幌が持つ潜在力は非常に大きく、事業が成り立つだけの魅力があります。加えて、道銀ビルをはじめ建て替えの時期を迎えていました。この三つの要素の中で、マチの財産となり、地域に貢献し、ランドマークとなるような開発をしようと考えました」
――札幌の潜在力とは。
「一つは環境面です。温暖化によって東京や大阪、福岡は夏、人が屋外で健康的に過ごすことが難しい都市になっています。夏でも生活しやすく、200万都市にもかかわらず自然環境にも恵まれています」
「日本では地震対策は必須で、(東京一極でなく)国を二極、三極で支える必要があります。強固な岩盤に支えられた札幌はその一極として重要です。さらに、観光という裾野の広い産業でも非常に魅力的です」
――建設コストが高騰する中での開発です。
「日本は長いデフレを抜け、緩やかなインフレに戻りました。それを前提にコスト上昇分は転嫁して、トップライン(収入)を上げる。札幌に限らず、社会全体がそういう考え方になっていくと思います」
――再開発ビルにはパークハイアットも開業します。
「宿泊機能を起点に、札幌というマチが富裕層を受け入れていくきっかけになればと考えています。さらに、ラピダスやGXが進展していった際には、インバウンド(訪日客)だけでなくビジネスの要人を受け入れる機能も提供できます」
――札幌のマチの展望は。
「私も8月下旬から約3週間札幌に滞在し、仕事をしていますが、過ごしやすい環境の中で大きな不自由はありませんでした。札幌は北海道だけでなく、日本全体にとって財産といえる都市で、だからこそわれわれが再開発を手がける価値もある。日本を率いるリーディングシティーになると思っています」(高橋祐二)
(以上、北海道新聞より引用)
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なるほど、
平和不動産の土本清幸社長(64)のお言葉、
温暖化によって東京や大阪、福岡は夏、人が屋外で健康的に過ごすことが難しい都市になっている、
夏でも生活しやすく、200万都市にもかかわらず自然環境にも恵まれている。
札幌をほめてくださりありがとうございます。
札幌市民としては、
北海道日本ハムファイターズは北広島市に行ってしまい、
財政赤字で敬老パスが縮小されるなど、
札幌にそれほど魅力があるとは思っていませんでした。
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確かに冬の雪は大変ですが、
夏は過ごしやすいですし、
緑が多くて環境もいいと思います。
災害のリスクといえば豊平川の氾濫くらいでしょうか?
パークハイアットに宿泊できる人がどのくらいいるかわかりませんが、
札幌の街が豊かになるのはいいことだと思います。
ためになる記事を書いてくださった高橋祐二記者に感謝いたします。