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ミュゼプラチナム_元従業員らが運営会社の破産申し立て(東京地裁)

 今日は2025年6月8日(日)です。
 昨日の院長日記、
 ミュゼプラチナム解散を決定_負債260億円…の続きです。
 2025年5月16日、産経新聞電子版の記事です。
 脱毛ミュゼプラチナム元従業員らが運営会社の破産申し立て悔しく怒りの気持ち
 スタッフへの給与未払いが指摘されている脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」を運営する「MPH」(東京)について、元従業員らが16日、東京地裁に破産手続き開始の申し立てをした。今後、地裁が破産開始の可否を判断する。
 申し立てたのは元従業員ら10人。帝国データバンクによると、負債額は約300億円に上るとみられる。
 申し立て後に会見した代理人弁護士によると、従業員らに対する昨年12月分の給与の一部や、今年1月以降の給与が未払いになっており、総額で15億円に上るとみられるという。
 3月下旬から全ての店舗が休業しており、全従業員に対し「会社都合で皆さま全員に対して退社を勧奨する」などとする通告が出された。
 運営会社がミュゼの店舗で使われていた機器を別法人に使わせるなど、「財産が毀損(きそん)される恐れがある」とし、破産手続きが開始され「破産管財人による債務調査が必要」と述べた。
 MPHは「真摯(しんし)に受け止め、引き続き事業再生に向けて邁進(まいしん)する」とコメントしている。
 ◇
 1月以降の給与は未払いのまま
 MPHは突然の休業や退職勧奨を行うなど経営が迷走していた。手続きの申立人となった元従業員らは16日、東京都内で会見し「(会社を)信用できない」と怒りをあらわにした。
 「解雇といわれてから約1カ月。悔しく、怒りの気持ちでやってきた。全国に2千人以上の従業員がおり、絶対に放置してはいけない」
 10年以上、ミュゼで勤務してきた女性は涙ながらにこう訴えた。
 女性らによると、昨年4月以降、たびたび給与の支払いが遅れ、12月分の給与は通常の7割程度にとどまった。今年1月以降は未払いのままだ。運営会社からは「資金の調達が間に合っていない」と説明されたが、女性は「(不安で)仕事に集中できなかった」と明かす。
 3月には全店舗が休業。従業員への退職勧奨もあり、混乱に拍車がかかった。別の元従業員の女性は「同意しないと離職票が出せないといわれ、仕方なく応じた」と悔しさをにじませた。申立人の中には退職勧奨に応じなかった従業員もいるという。
 MPHの高橋英樹社長は15日、ユーチューブで、未払いの給与を「分割して支払う」と表明したが、元従業員らは「信用できない」と語る。代理人の佐藤和樹弁護士も「本当にできるのか」と疑問視しており、混乱が収束する見通しは立っていない。
 脱毛サロンの倒産は相次いでいる。業界には複数回の施術を一括で前払いする商習慣があり、倒産すれば施術を受けられなくなるため、返金トラブルも目立つ。
 帝国データバンクによると、令和6年に倒産した負債1千万円以上の脱毛サロンは14件。同年12月には医療脱毛大手「アリシアクリニック」の運営会社が倒産した。高い効果が期待できる医療脱毛事業に美容クリニックなどが低価格で参入し、競争が激化したことが背景にあるとみられる。
 国民生活センターによると、脱毛サロンの契約に関する相談は6年度に6675件寄せられた。4年度1万9127件、5年度1万1932件と、高水準が続く。解約に関する相談が多く、「事業者と連絡が取れない」「返金されない」といった声があるという。(橘川玲奈)

破産手続きの開始を東京地裁に申し立て、記者会見する代理人弁護士ら=2025年5月16日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

「ミュゼプラチナム」の運営会社に破算手続き開始の申し立てを行い、記者会見する元従業員の女性=2025年5月16日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ(橘川玲奈撮影)
(以上、産経新聞電子版より引用)

      ■         ■
 私は元従業員の判断が正しいと思います。
 負債額:約300億円
 未払給与:約15億円
 どう考えても無理です。
 ミュゼプラチナム運営会社(MPH)の高橋英樹社長がどうお考えなのかわかりません。
 これだけ負債がある会社がうまく運営できるはずがないです。
 お金を払ったのに脱毛ができない人をこれ以上増やさないでほしいです。

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