医学講座

72歳になって親に感謝

 今日は2026年9月24日(木)です。
 台風25号で千葉県に大きな被害が出ています。
 亡くなった方もいらっしゃいます。
 心からご冥福をお祈りいたします。
 今年は雨が多く異常気象です。
 これ以上、台風が来ないでほしいと思っていたら、
 また台風26号ができました。
      ■         ■
 72歳になって思うことです。
 私はペルテスという病気になりました。
 自分が将来お医者さんになるとは、
 夢にも考えていませんでした。
 まして美容形成外科医になるなんて、、、
 自分でも想定外以上です。
      ■         ■
 私が愛育病院に入院した、
 1959年11月の約1ヵ月間、
 親が付き添ってくれました。
 日中は母親が、
 夜は父親が手稲療養所の仕事が終わった後で、
 札幌までバスで来てくれました。
      ■         ■
 5歳のけんちゃんは、
 一日中ベッドの上でした。
 左下肢に装具をつけて下肢を固定し、
 ベッドの上にレールを敷いて、その上に脚をのせました。
 下肢を貨車のような台にのせ、
 その台をレール(本物のレールを小さくしたようなレール)にのせて。
 重石で引っ張る治療を受けていました。
      ■         ■
 ベッドの上からどこにも行けないというのが、
 とてもストレスでした。
 私が入院していたのは小児科病棟です。
 整形外科の患者は私一人でした。
 他の子供たちは腎臓病が多かったです。
 腎臓病の子供たちは元気でしたが、
 塩分制限があり醤油が食べられませんでした。
      ■         ■
 私は食事制限はありませんでしたが、
 大も小も床上排泄でした。
 5歳の子供でしたが一番イヤでした。
 ある夜、急用で父親が付き添えませんでした。
 夜中に目を覚ました私は、
 大泣きして騒ぎました。
 夜勤の看護師さんが、
 『お母さんに来てもらうから待ってて、、』
 …と私に説明してくれました。
      ■         ■
 1959年11月には家に電話はありません。
 お母さんが夜中に来てくれる訳はないのですが、
 優しい看護師さんにだまされて、
 私はそのまま寝て朝を迎えたようです。
 朝食の時間に母親が来てくれました。
 70年近くたっても不思議と覚えています。
 両親は病気になった私を、
 懸命に治そうとしてくれました。
 今ごろになって感謝しています。

“72歳になって親に感謝”へのコメントを見る

TEL 011-231-6666ご相談ご予約このページのトップへ