昔の記憶
みんなでギュー
平成25年3月2日、朝日新聞朝刊、
ひとときへの投稿です。
みんなでギュー
子供の前で、夫婦げんかはしないと決めている。なのに、感情が高ぶって、初めて0歳と3歳の娘の前でけんかをしてしまった。
たいしたことはないのに、言い争っているうちに、収拾がつかなくなり、最後は私が涙して、夫がその場を立ち去った。
そんな成り行きをずっと静かに見ていた長女。いつもと違う雰囲気を察して、立ち去った夫を呼び、私の前に座らせる。「お父さん、お母さん泣いているよ? ごめんなさいは?」と夫に言う。
娘にはお友達とけんかをしたら「ごめんね」と言うように言っている手前、夫がしぶしぶ「ごめんなさい」と言った。
しかし、素直に許せない私。黙っていると「お母さん、お父さん謝っているよ。『いいよ』は?」と娘。そして、私もしぶしぶ「いいよ」と言う。「じゃあ、最後にみんなでギューしよう!」と言われ、言われるがままに4人でギューして、気づけば仲直り。
長女の名前は、人と人の心を結ぶような人になってほしいと「結菜(ゆいな)」と名付けた。私たち夫婦をつなげてくれた。時々は、子供の前でけんかしてもいいかな、とつい思ってしまう。
(兵庫県宝塚市 小森真由子 会社員 32歳)
■ ■
本間家の今朝は、
ささいなことから喧嘩ではじまりました。
強情な奥さんをもらった…
私が悪い…
とほほ…
…と思いながら朝日新聞を読みました。
ひさびさににっこりした気分でした。
■ ■
投稿者の小森真由子様、
ありがとうございました。
長女の結菜(ゆいな)ちゃん、
ありがとうございました。
58歳のじいちゃんのご機嫌が直りました。
今日も一日元気で仕事ができます。
■ ■
愛妻家とは縁遠い私は、
この年齢になっても夫婦喧嘩をします。
こんなはずではなかったと…
もう30年以上も思っています…
とほほです。
本間家にはもう子どもがいないので、
私が怒るとそら君が心配します。
■ ■
うちの子どもは…
小さい時に…
みんなで食べたらおいしいね~
…とよく言っていました。
私が教えた言葉ではありません。
食事が10倍おいしくなった記憶があります。
0歳と3歳のお嬢さんの子育ては大変です。
子は宝です。
子育てをしながらのお仕事は…
とても大変です。
どうかがんばっていただきたいです。
ありがとうございました。
“みんなでギュー”へのコメント
コメントをどうぞ
喧嘩するほど仲がいい。と言います。
我が家はお互いに関心がなくなったのか喧嘩はしなくなりました。 でも最近は うどんを夕食に出すと 遅く帰ってきた息子には七味唐辛子をきちんと付けるのに夫には忘れていて 過保護だと言われました。 私たちにも離婚の危機がありましたが、その時 救ったのは次男の言葉でした。 子供は親が思っているより成長しているものです。 先生宅だけではなくどこの家庭も同じだと思います。
新婚時はお互いにもう喧嘩はよそうとお互いに泣いて言ってたのに、もうそれはいい思い出。過去です。
今はもう寡黙になります。
主人のように言い続ける元気もなくて…
ほっこりしたお話ありがとうございました。