医学講座
しみ治療の要点
加齢を治す④に書いたように…
若い人にもできて…
気になるのがシミです。
美白化粧品が売れる理由です。
同じような成分でも、
ホワイトとか
Whiteとか
白とか入れると売れるそうです。
■ ■
何度も書いていますが、
しみを消そうと思わないでください。
消すではなく目立たなくするです。
もともとしみができやすい人がいます。
できやすい環境があります。
できやすい性格があります。
しみができた原因を取り除くことが第一です。
■ ■
うちの奥さんは…
私と比較するとかなりずぼらです。
私は何でもその日のうちに処理します。
院長日記も…
夏休みの宿題も…
まず片付けてから…
他のことをします。
■ ■
そのずぼらな奥さんですら、
エアウォールUVはしっかり貼っています。
たまにずれていることもありますが、
半年は継続しなさいという教えを守っています。
紫外線カットが決め手です。
紫外線があたるとまた再発します。
PIHという色素沈着もあります。
■ ■
はっきり申し上げて…
ずぼらな人にしみ治療は向きません。
どんなにいい治療をしても…
ご自分でしっかりケアーができなければ…
しみは必ず再発します。
しみ治療を受ける前に、
どんなシミなのかしっかり診断してもらう必要があります。
ダーモスコピーという診断機器が有効です。
■ ■
しみと悪性腫瘍を見分けることが重要です。
老人性色素斑というしみは、
若い人にもできます。
名前が悪いです。
老人にできる茶色の大きなしみは、
脂漏性角化症という皮膚の病気が多いです。
放置すると大きくなるので、
健康保険で取ってくれるクリニックもあります。
まみ子師長さんの高木皮膚科診療所でも取ってくださるそうです。
札幌美容形成外科でも保険診療で治療が可能です。
日差しが弱くなってきたら、
しみ治療の季節です。
治療後にはエアーウォールUVを貼ります。
“しみ治療の要点”へのコメント
コメントをどうぞ
私も脚に大きな老人のシミがあります。顔も全体的にシミそばかす、ニキビ跡かあり 右頬に大きなシミが、でも私は毎日外仕事なんで顔全体に貼るなんて無理ですよね?最近まで資生堂のHAKUを使っていましたが、あまり効果がないんで止めました。
ずぼらな私には不向きかも。
でも保険適用に目が輝きます。
わたしの化粧品のパックも根気が必要です。
脂漏性角化症は炭酸ガスレーザーで取っています。もちろんダーモスコピーで診断しています。
私は15年くらい毎日ビタミンCを飲み続けています。でも、しみはあります。「肝斑」の患者さんには、ビタミンC+トランサミンの処方をしていますが、飲み続けないとなかなか効果はありません。
ビタミンC+トランサミンの内服でしみは目立たなくなる患者さんもいます。先生が言うように環境とケアーが必須だと思います。
UV対策ができてないとまたシミはできますよね。紫外線対策をやっていても完全に(シミひとつない)というのはなかなか容易ではない気がします。また、乳液やクリームに含まれる油分が紫外線を少しでも浴びたりすることでシミになることもあります。
日焼け止め、サングラスとか、日傘とか対策をしておくことだと思います。