医学講座

着手金と成功報酬

 アクアフィリングのトラブルは弁護士さんに相談
 弁護士さんの選び方2018
 …の続きです。
 美容整形
 弁護士
 …高いと思われがちです。
      ■         ■
 私もはじめて弁護士さんにお願いした時に、
 高いことを覚悟しました。
 何人もの弁護士さんに相談に行きました。
 相談料を払った弁護士さんもいますし、
 無料で親切にお話しを聞いてくださった先生もいます。
 医者
 弁護士
 …いろいろな人がいます。
      ■         ■
 いざ依頼しようと思って、
 法律事務所のホームページを読むと、
 私でも腰が引けます。
 調査活動費用
 ①弁護士費用324,000円(消費税込)
 ②実費
 •証拠保全により医療記録を入手する場合のカメラマンの費用
 少ない場合で数万円、入院期間が1~2か月の場合で10万円を越えると思われます。
 •協力してくれる医師への謝礼
 口頭意見は1回につき3~4万円の例が多い
 •医学文献の謄写費用
 •カルテの翻訳費用

 着手金ちゃくしゅきん
 受任するときに支払う。訴訟の結果にかかわらず返還されない。
 成功報酬せいこうほうしゅう
 事件が解決したときに支払う。

      ■         ■
 ホームページを読んで、
 ため息が出る人が多いと思います。
 無理むり
 
 医療ローンの支払いだけで○○○万円
 弁護士さんに払うお金ない!

 …という人が多いと思います。
 でも、あきらめないでください
      ■         ■
 弁護士さんにもいろいろな人がいます。
 いろいろな法律事務所があります。
 二重の形が微妙に違う
 …という医療トラブルと、
 安全ですぅ
 …とホームページに書いてある、
 アクアフィリングを注射して感染したのとは、
 医療トラブルの質が違います。
      ■         ■
 ほうきょうって何?
 …という弁護士さんには無理ですが、
 ○○美容外科の案件は、
 私が受任して解決しました。
 勝訴的和解でした

 …という弁護士さんなら、
 高い調査活動費用
 …は不要です。
      ■         ■
 美容医療訴訟に強い法律事務所を見つけてください。
 優秀な知り合いの協力医が必要です。
 医師の協力を得られる弁護士さんがいいです。
 私の知り合いの医師は、
 傷害事件で東京地検から証人尋問に協力を要請され、
 手弁当で東京地裁に行き、
 無料で証人になっていました。
 最後まであきらめないでください。
 TVで宣伝している弁護士さんには相談しないでください。

“着手金と成功報酬”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    美容整形の案件で勝訴してる弁護士さんに
    依頼することをお勧めします。

    弁護士さんの知り合いの優秀な協力医に
    私の母の裁判の時もお願いしました。
    いるといないでは雲泥の差です。

    着手金というのがあるのですが払えますか?
    と私の母の弁護士さんは聞いて下さり
    とても親切でした。

    そしてとても物腰の柔らかな話し方で
    私は心を許せました。

    少なくとも3人位の弁護士さんと話してみることです。
    何故なら考え方が3通りと言う場合もあります。

    母の裁判は勝訴的和解でした。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    貴重なコメントをいただきありがとうございます。弁護士さんは法律の専門家ですが美容医療の専門家ではありません。協力医の存在が大きいと(私も)思います。3人の弁護士さんと話すという意見にも賛成です。お母様の医療事故が勝訴的和解になってよかったと思います。お嬢様のなっちゅんさんのおかげですね。

  2. さくらんぼ より:

    ほんとに最近過払い金とかB型肝炎の方々へとか 着手金は無料と流れています。たまたま市から肝炎の無料検査券がきましたが、肝炎なら和解金とかもらえるのですか? 先生の裁判は4人の弁護士さんでしたから、どのくらいかかったか?秘密ですよね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。過払金とかB型肝炎とかで着手金無料のところには成功報酬の比率が高いところがあるので要注意です。私の裁判では最後には4人の弁護士さんが毎回札幌地裁に行ってくださいました。弁護士費用は4人でも高くありませんでした。とても良心的な弁護士さんでした心から感謝しています。

  3. えりー より:

    ついつい、どの弁護士さんにお願いしても
    同じだろうと考えたり高額だと諦めて
    しまいがちですが、根気よく調べて
    美容医療訴訟に強い法律事務所と
    繋がることが大切なのですね。
    頼りになる弁護士さんと協力して
    くださる良心的なお医者さま、
    お二人の力が必要なことがわかりました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。美容医療訴訟は他の医療訴訟と違って【後遺障害等級】が低いことが懸念されます。つまり患者さんが亡くなったとかですと【死亡】という重大な事実がありますが、二重の左右差ですと本人が気にするほど【醜状】がないと証人から診断されることも予想されます。そうすると受任する側も【敗訴】というリスクもあります。自分の不得意分野だったら受任しない弁護士さんがいても当然です。

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