医学講座

クマ仁王立ち 札幌の国道脇

 平成30年7月18日、北海道新聞朝刊の記事です。
 クマ仁王立ち 札幌の国道脇 異例の明るい時間帯
 札幌市南区豊滝の国道230号の道路脇で7月17日夕、本紙のカメラマンがヒグマの雌1頭の写真を撮影した。クマは上体を起こし、国道の北側を流れる豊平川方面から道路を渡ろうと左右を見るそぶりをしたが、すぐにやぶに戻り、姿を消した。
 現場は開発局豊滝除雪ステーションから札幌中心部方向に約500メートルの地点。交通量が多く、直後には歩道をジョギングする人や自転車で通り過ぎる子供もいた。近くで果樹園アルシェフェルム(豊滝1)を営む小仲(こなか)美智子さん(71)は「クマ対策の電気柵を昨年から使っているが、こんな明るい時間に出るとはびっくり」と驚く。

国道230号沿いに姿を見せ、横断するそぶりを見せたヒグマ
=7月17日午後4時40分ごろ、札幌市南区豊滝(西野正史撮影)
(以上、北海道新聞より引用)

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 今朝、道新の朝刊を見て驚きました。
 札幌の国道230号線は私もよく通ります。
 札幌から定山渓に行く途中です。
 まさか、
 国道の横に熊が仁王立ちとは、
 ほんとうに驚きました。
 札幌市も本格的にクマ対策をしないと事故が起きます。
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 北海道新聞社の西野正史さんは、
 よくお名前を見かけます。
 プロの報道カメラマンだから、
 一瞬のシャッターチャンスを逃さず、
 みごとに撮影できたのだと思います。
 私だったら、
 あっクマだ
 …とあわてている間にクマが見えなくなりそうです。
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 うちの奥さんにプロポーズした後で、
 北海道は熊が出るからダメ
 …と亡くなった義父から言われたそうです。
 (私に直接ではなく娘の家内にです)
 その時は、
 僕は今まで熊に道であったことはない。
 大夕張で熊が出て集団下校はあったけど、
 道で熊に襲われた人はいない。

 …と説明しました。
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 ところが、
 結婚して30年後の2011年に、
 札幌に熊が出ました
 熊はこわいです。
 私たち形成外科医は、
 熊による顔面外傷を診ることがあります
 熊による外傷は大変です
 札幌市は被害が出ないうちに熊対策を強化すべきです。

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