医学講座

私の美容外科研修

 今日は2024年9月25日(水)です。
 札幌はすっかり秋になりました。
 最高気温22℃、最低気温13℃です。
 さくらんぼさんの果樹園も涼しくなり、
 収穫作業でお忙しい毎日です。
 実りの秋です。
 台風が来ないで無事に終わってほしいです。
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 美容外科の修行は大変ですの続きです。
 私がはじめての美容外科手術を見せていただいたのは
 市立札幌病院に勤務していた時でした。
 形成外科学会でお会いしたのがご縁で…
 札幌中央形成外科の武藤靖夫先生に…
 一日だけ手術を見学させていただきました。
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 私がまだ30代だった頃です。
 武藤先生は60歳を超えていらっしゃいましたが…
 ばりばりの現役でした。
 私は武藤靖夫先生の診療を見学させていただき…
 こりゃ…
 自分には無理だ
 …と簡単にあきらめてしまいました。
 とてもあんなにできない…
 諦めない私が…
 カルチャーショックでした。
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 今から考えてみると、
 武藤靖夫先生は、
 美容外科医の中でも特別に優しい先生でした。
 怒っているところを見たことがありませんでした。
 私が40歳を過ぎてJA帯広厚生病院に勤務していた時に、
 武藤靖夫先生からお手紙をいただき、
 1998年(平成10年)4月から、
 常勤の副院長として、
 医療法人社団札幌中央形成外科に
 採用していただきました。
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 この札幌中央形成外科副院長という半年の経歴が、
 札幌医大形成外科講師という肩書より、
 美容外科へ転職する時に有利になりました。
 人生はわからないものです。
 中央クリニックへ就職が決まってからは、
 中央クリニック新宿院の日高士郎先生に美容外科を教えていただきました。
 日高先生から教えていただいた、
 十仁スピリットが私の美容外科医としての原点です。

札幌中央形成外科副院長時代
武藤靖雄先生撮影

“私の美容外科研修”へのコメント

  1. さくらんぼ より:

    昨日今日と涼しくりんごも色づき玉を回して青い部分をだし日光で赤くなるのを待ちます。収穫は月末からです。
    武藤先生も日高先生も何度もお聞きした名前です。
    先生の写真は何度か拝見しましたが、かわいいですね。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。1998年の写真です。今から26年前で44歳です。若いですね。この頃は美容外科手術といっても、私にできるのはワキガ手術くらいでした。武藤靖夫先生の手品のような二重の手術を見せていただき、勉強していました。隔世の感があります。私の患者さんからお祝いのお花をいただいたので、武藤先生が写真を撮ってくださいました。

  2. えりー より:

    実りの季節、
    台風がこない秋になってほしい
    と思いました。

    本間先生が諦めそうになる
    診療と手術をなさる武藤先生は
    すごいですね。
    他人に優しい人は自分に厳しい人
    のように想像しました。

    札幌医大形成外科講師よりも
    札幌中央形成外科副院長の肩書の
    方が有利だという世界なのですね。
    これも先生の努力がすばらしいの
    だと思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。美容外科では即戦力でたくさん稼いでくれる先生が一番です。大学の形成外科講師だからと言って優遇はありません。稼げなくなると【戦力外通告】もある厳しい世界です。武藤靖夫先生は昭和大学のご出身なので、たくさんの先生が昭和大学から札幌までいらして美容外科手術を教えてもらったそうです。

  3. なっちゅん より:

    お疲れ様です。
    今日は休ませて下さい。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    お大事になさってください。頭痛がよくなることをお祈りしています。

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