医学講座
十仁スピリット
こんなことを書くと、
十仁病院の梅澤先生に叱られるかもしれません…
私が勝手につけた名前です。
私に美容外科を指導してくださったのは、
中央クリニック新宿院の日高先生でした。
日高先生は、東海大学医学部をご卒業後、
正確に言うと、東海大学在学中から…
美容外科に興味を持っていらした先生です。
■ ■
日高先生に形成外科の講義をなさったのが、
昨日、特別講演をしてくださった、
東海大学形成外科の谷野隆三郎教授でした。
日高先生は東海大学卒業後に十仁病院へ入職。
私が形成外科医として経験したのと同じ歳月を、
美容外科医として活躍された、生粋の美容外科医です。
日高先生と中央クリニック新宿院で、
ご一緒に手術をさせていただいた日々は、
私にとって何物にも代えがたい、
貴重な財産となりました。
■ ■
2002年(平成14年)春に札幌医大をクビになって、
毎日落ち込んでいて…
うつ病になりかけていた私を救ってくれたのが、
日高先生と中央クリニック新宿院のスタッフでした。
人生でもっとも辛かった時期でした。
この時期に、
日高先生から教えていただいたのが、
十仁スピリットです。
■ ■
日高先生から教えていただいた…
美容外科スピリット。
美容外科は‘技術’だけでは食べて行けません。
‘お客様のニーズ’に合わせた手術や治療を提供できるのが
美容外科だと日高先生から教えていただきました。
私はまだまだ修行が足りません。
横柄な形成外科医のままです。
自分の考えに合わない手術はお引き受けしていません。
■ ■
十仁系の日本美容外科学会に出席すると…
この美容外科スピリットが気になります。
私は自分の技術を安売りするつもりはありません。
ただ、自分の技術を押し売りしてはいないか?と反省します。
つまり、切らない手術を希望される方には…
たとえ数年後には効果が少なくなる方法でも…
お客様のニーズに合わせた手術を‘売る’ことができるのが
真の美容外科医のような気がします。
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その意味で、梅澤先生や高須先生の率いる、
日本美容外科学会(十仁系)は、貴重な存在だと思います。
私たち形成外科医は、技術重視のあまり…
顧客の要望に耳を貸さない風潮がある?
ような気がしています。
美容外科が、大学病院よりも、
新橋駅前で繁盛したのは…
お客様に支持された賜物だったと感じています。
素人にはちょっと難しい内容ですが、先生の美容形成外科医としての 意気込みというか指針というのか 少しわかった気がします。またまだ 田舎は 私が美容形成に行きたいと言っても 昭和初期生まれの両親には理解してもらえないかもしれません。ほんとは行きたいと思っている方がたくさんいると思います。
これからも お体に留意され 悩んでいる方々を助けてください。
どん底からはい上がってこられた本間先生だからこそ 私たち庶民の気持ちがわかるし 、生きるという事の大切さには 説得力があるのだと思います。 地位や名誉 権力 といった 争いを身を持って体験された先生だから おごり高ぶらず 私のような者にも 相談に乗って頂き 本当に感謝しています。 昨夜は疲れていて 先生のBlog開けたまま 寝てしまい気付いたのは 朝方でした。