院長の休日

知人の死

 昨日は高須シヅ先生の告別式でした。
 今朝の朝日新聞に、
 故人の遺志により、
 日本赤十字社に寄付をなさったと、
 高須克弥先生のお名前で、
 広告が掲載されていました。
 65歳という年齢は若すぎて…
 とても残念です。
      ■         ■
 今朝の北海道新聞には…
 旭川医大小児科の藤枝憲二教授の…
 お別れの会の広告が載っていました。
 亨年62歳でした。
 昨年から、
 私の知人の先生が亡くなっています。
 日本大学医学部形成外科学主任教授の
 佐々木 健司先生が、
 平成21年9月20日、
 亨年60 歳にて逝去。
      ■         ■
 佐々木健司先生は、
 鹿児島大学医学部を卒業後、
 鹿児島市立病院で脳神経外科研修を経て
 東京女子医科大学形成外科学教室に入局されました。
 平成13年に
 日本大学医学部形成外科学の、
 初代教授として赴任されました。
 形成外科の大先輩で、
 いつも学会で声をかけてくださいました。
      ■         ■
 今週の日本形成外科学会では、
 もう佐々木先生にお会いできないと思うと…
 とても残念な気持ちです。
 佐々木先生は、
 私が札幌医大を追い出されて、
 失意のどん底にいる時にも…
 チェーン店の雇われ店長になった時にも…
 いつも声をかけてくださいました。
 困っている時に、
 声をかけてくださった方は忘れられません。
      ■         ■
 予備校時代にご一緒だった、
 旭川医大救急医学講座教授の
 郷 一知 (ごう_かずとも)先生が、
 今年、急逝されました。
 予備校で、
 いつも成績優秀者に名前を連ねていました。
 明るい…
 好青年だった…
 郷先生を覚えています。
 私と同い年です。
      ■         ■
 医療の最先端にいる、
 医学部の教授ですら、
 50台や60台の若さで亡くなっています。
 高須先生の奥様も、
 あんなにお元気だったのに…
 と在りし日を想い出します。
 自分の年齢(55歳)と重ねて…
 あと何年生きられるのだろう…
 と考えてしまいます。
 一日いちにちを大切にして…
 少しでも
 他の人の役に立つ人生を送りたいと思います。

“知人の死”へのコメント

  1. なおみ より:

    数週間前 おくやみ欄で高校時代の同級生の名前を見つけショックでした
    46歳と言えば 「早すぎだね」とは言わますが そうそうおくやみ欄では
    珍しい年ではなくなってきました

    自分の死を意識して それまでの毎日を充実させると言うのは 
    難しいことですが「普通」のことにも感謝して ありがとうをたくさん言って
    とりあえず一日が終わった時に 「今日はクリア」と言えるような
    生き方をしたいです

  2. らずべりー より:

    高須家の凄いなぁっと思ったことがあります。
    それは、高須病院が母体となり高齢者が医療や介護がに困らないように、
    デイサービス、ヘルパーステーションや介護保健施設、認知症対応型共同介護などを運営されているという点です。
    なかなか出来ることじゃないと思いました。

  3. さくらんぼ より:

    高須先生の奥様の誰にも触らせなかった宝箱を開けたら 宝石でもお金でもなく 3人の息子たちの賞状や写真・作文だったと高須先生のblogに書かれていて シズ先生の宝物は3人の息子さんだったんだと思いました。 毎日 お辛そうで Commentできなくております。 身近な方が亡くなると今まで考えなかった死を意識します。
    本当に早い旅立ちでした。
    私も後何年頑張れるかわかりませんし、人のためになることをできるかもわかりません。 家族が仲良く円満が一番の宝だと思います。

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