院長の休日
息子の巣立ち
今日は平成27年5月4日月曜日です。
札幌美容形成外科は今日から7日までお休みです。
GW後半は手術を希望する患者さんが少ないためです。
開院以来GWに4連休は、
今までなかった?と記憶しています。
私も休日を楽しんででいます。
今日の院長日記は朝日新聞へ投稿です。
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平成27年5月3日、朝日新聞朝刊、
男のひといき
息子の巣立ち
この春から息子が社会人になった。幼い頃は内弁慶で人前では目立たず、勉強も運動も苦手だった。何事にも中途半端。読書もしない。まるで私を縮小コピーしたような子だったので、情けないやら仕方がないやら、将来が心配だった。
小学校の高学年ではいじめにもあった。中学時代からは片頭痛に悩まされ、何度か発作も起こした。それらの経験もあったせいか、人に優しい子になった気がする。
高校で弓道にはまり、部長を務めてからは礼儀も身につき、物おじしない性格に変わった。工学系の大学に進み、この時点で学歴は高卒の私を越えた。一方、バイト代をオートバイに注ぎ込む悪癖は私の父から私へ、そして息子へと受け継がれた。とにかく息子は第1志望の会社に就職でき、親としては安堵(あんど)の春になった。
新入社員の合宿研修を終えた息子から、今まで携行していた保険証を預かった。その際に何げなく裏面を見ると、そこには臓器提供意思表示のサインが息子の自筆で書かれてあった。
しばらくは我が家から通勤するようだが、本人はとうの昔から、親を離れて大人になっていた。
(千葉県印西市 小野千尋 会社員 55歳)
(以上、朝日新聞より引用)
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私は男性版のひとときである、
男のひといきのファンです。
いつか自分も投稿したいと思っています。
投稿を通じて、
埼玉県上尾市の木本和男様と知り合いました。
木本様は人生の先輩であり、
私の目標です。
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私は子どもの頃に、
ペルテスという病気になり、
小学校では登校拒否、
中学校ではいじめにもあいました。
浪人はしましたが、
何とか大学に合格し、
医師免許も取得しました。
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父親は89歳になり、
あと一年で90歳です。
私は89歳や90歳まで生きられる自信はありません。
臓器提供のサインは昔からしています。
自分の父親はしていないと思います。
自分の息子はどうなのか知りません。
今度息子に会ったら確認してみます。
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私自身は、
仕事が忙しくて、
子育ては家内に丸投げでした。
今も忙しいという理由で、
実家にはあまり行きません。
親は院長日記を読んで、
私の安否を確認しています。
あまりいい息子ではありません。
私は息子に迷惑をかけない、
こぎれいな老人を目指しています。
“息子の巣立ち”へのコメント
コメントをどうぞ
私も幼少期、身体が弱かったです。
今も週6が頭痛との闘いです。
週一でペインクリニックに通院しブロック注射を打って貰ってます。
その翌日だけが頭痛から解放されます。
果てしない闘い、くすりを服用しないと痛みで正直鬱になりそうになるので薬を服用します。
でも周囲から前向きだねと言われ、嬉しいです。
昔は病気を理解して貰えないと厭世主義でしたが
いつのまにかポジティブにかわったようです。
病は気からといいますので、よかったなと思うんです。
先生の朝日新聞への投稿楽しみにしています。
でも現役まだまだ頑張って欲しいです。 多分先生の息子さんは先生を尊敬されていますよ。