医学講座

パスワード「定期変更は不要」

 平成30年4月17日、朝日新聞朝刊の記事です。
 パスワード定期変更は不要」 国が方針一転簡単な文字列になりがち
 パスワードは定期的に変更すべきか、変更しなくていいのか――。これまで国は定期的な変更を呼びかけてきたが、「変更は不要」との方針に変わった。大事な情報を守るパスワード。どう管理すればいいのだろうか。
 ■複雑に設定・使い回し避けて
 セキュリティー対策を紹介する総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」で3月、「定期的にパスワードを変更しましょう」という文言が削除された。日本のセキュリティー対策の司令塔である「内閣サイバーセキュリティセンター」(NISC)が、2016年末に定期的変更は不要と呼びかけたことを受け、総務省でも表記を改めたという。いまは「定期的な変更は不要」と記載されている。
 総務省によると、ホームページで定期的変更を呼びかけ始めたのは03年から。利用者が単純なパスワードを使い回しがちで、一度パスワードが漏れると被害が一気に広がる恐れがあったためという。
 NISCによると、パスワードの安全性を高めるには、英数字などを組み合わせて少なくとも10桁以上にする必要がある。担当者は「パスワードの変更を求めていくうちに簡単な文字列になりがちで、破られやすいものになる傾向が出てきた」と話す。「それよりは、複雑なパスワードを設定し、使い回しをしないことのほうが重要だと考えた」と説明する。
 NISCが参考にしたのが、海外の動きだ。2010年、ノースカロライナ大学の研究チームが、定期的変更に関する研究結果を発表した。パスワードを90日ごとに変更する条件で学生らのアカウント約7700件を調べたところ、記号1文字を削除したり、「a」を「A」に置き換えたりするなど以前のパスワードから推測されやすい文字列に設定する傾向がみられたという。
 セキュリティー業界の一つの指針になっている米国の国立標準技術研究所(NIST)も2017年、「ユーザーにパスワードの定期的変更は求めるべきではない」という趣旨のガイドラインを発表した。
 こうした動きをセキュリティー対策が必要な金融業界はどう見ているのか。ネット銀行のソニー銀行(東京)の担当者は「国の方針は知っているが、従来の定期的変更を促すやり方を変えるつもりはありません」と話す。「万が一パスワードが漏れた場合を考えれば、定期的に変更するに越したことはない」と説明する。
 慶応義塾大学の武田圭史教授(情報セキュリティー)によると、NISCが周知する「定期的な変更が不要」なのは、複雑なパスワードを設定し、かつ使い回しをしていないことが前提という。
 米国のセキュリティー企業「スプラッシュデータ」が毎年発表する、実際に使われている危険なパスワードランキングによると、2017年の上位に「123456」「password」など簡単な文字列が並ぶ。武田教授は「守りたい情報を取捨選択し、重要なものなら複雑で長い文字列のパスワードを設定し、漏洩(ろうえい)対策として定期的に変更をするといいでしょう」とアドバイスする。(国吉美香)
 ■2017年の危険なパスワードランキング
 1位 123456
 2位 password
 3位 12345678
 4位 qwerty
 5位 12345
 6位 123456789
 7位 letmein
 8位 1234567
 9位 football
 10位 iloveyou
 (米スプラッシュデータまとめ)

総務省やNISCの見解の変化
(以上、朝日新聞より引用)

      ■         ■
 ほんとうに困っています。
 パスワードを忘れます
 私のトシのせいだけではないようです。
 若い人でも、
 iPhoneを設定するためのパスワードや、
 LINEのパスワードを忘れて困っている人を見ます。
      ■         ■
 私の知人は、
 パスワード管理ソフトを使っていましたが、
 iPhoneがバージョンアップした時に、
 パスワード管理ソフトが使えなくなってしまい、
 おおあわてしていました。
 私たち医療機関が困るのが、 
 オンライン請求です。
 定期的にパスワードの変更を求められます。
 パスワードを変更しないと、
 請求できない仕組みになっています。
      ■         ■
 総務省が方針を変えてくれたので、
 そのうちオンライン請求も、
 同じパスワードで請求できるようになると思います。
 私は、
 パスワードを盗んで悪用した人を、
 厳罰に処する法律がいいと思います。
 パスワードを盗んで悪用すると、
 懲役20年だったら、
 悪用する人が減るように思います。

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