昔の記憶

頼りになる先輩

 頼りになる先輩
 信頼できる先輩
 …がたくさんいることが、
 質の高い研修につながります。
 私は、
 幸いなことに…
 先輩に恵まれました。
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 昨日の日記でご紹介した、
 飯田和典先生は、
 頼りになる兄貴分でした。
 先輩の車はかっこよく、
 先輩の奥様は素敵でした。
 自分もいつかは先輩のようになりたいと…
 思っていました。
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 北大の医局では、
 形成外科のことだけではなく、
 阪大で研修した時のことや、
 飯田先生のふるさとである、
 熊本県人吉のお話しもよく聞かせていただきました。
 30年前のことですが…
 今でも楽しく思い出します。
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 医師免許を取得しただけでは、
 悲しいくらい何もできません。
 採血だって、
 注射だって、
 看護師さんの方がずっと上手です。
 患者さんからも、
 研修医が採血するのを嫌がられます。
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 医師になって6年目の先生と、 
 卒業したての1年目は…
 雲泥の差があります。
 飯田先生のように、
 阪大特殊救急部という、 
 日本でも最高級の救急で研修を積んだ先生は、
 とても頼りになる先輩でした。
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 よい先輩から、
 よい指導を受けるのは、
 とても楽しいことです。
 20台だった私の青春時代です。
 これから医師になる人や、
 研修医の先生には、
 たくさんの頼りになる先輩と出会ってほしいです。

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