医学講座
第18回日本熱傷学会北海道地方会①
昨日(2011年11月5日土曜日)、
第18回日本熱傷学会北海道地方会が開催されました。
帯広から、
まみ子師長さんも参加してくださいました。
昨日の学会は、
参加者が120人超という、
とても盛会な地方会でした。
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医師・看護師だけではなく…
北海道内の消防で、
実際に救急患者を搬送してくださっている、
救急救命士や、
消防関係者の参加が、
地方会を盛り上げてくれました。
お忙しいところ…
参加していただいて感謝しています。
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北海道は広いです。
この広大な北海道の救急医療が、
大きく変わってきています。
今年の学会長は、
札幌医科大学高度救命救急センター長で、
札幌医科大学救急集中治療部の、
浅井康文教授です。
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浅井教授は、
早くから救急患者の航空搬送を提唱していらっしゃいました。
日本航空医療学会の理事です。
昨日の地方会では、
熱傷患者の航空搬送についての発表がありました。
札幌では、
手稲渓仁会病院のドクターヘリが活躍しています。
奈良理先生がドクターヘリが要請された、
熱傷・気道熱傷について報告してくださいました。
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札幌の北部に、
石狩湾新港という港があります。
この港に停泊中のタンカーで、
熱傷を受傷した患者さんについて…
石狩北部地区消防事務組合消防本部の、
國京貴久さんが発表してくださいました。
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港に停泊中のタンカーから、
タグボートに移動し、
そこから救急車で搬送したという事例でした。
冬の海に停泊しているタンカーから、
真っ暗な夜間に患者さんを救出するのは、
大変なことだったと思います。
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熱傷深度の判定など、
よく勉強されていました。
熱傷の救急医療において、
救急救命士の活躍が重要なことがわかりました。
熱心な討論のため、
終了予定時間が1時間もオーバーしましたが、
実に有意義な地方会でした。
札幌医大高度救命救急センターのみなさん、
ありがとうございました。