医学講座
心の赤字
昨日の院長日記
眠れない時にどうするか?でご紹介した、
心の赤字
精神神経科の講義はすべて忘れてしまったのに…
ず~~っと私の頭の中に残っています。
私は学生時代に精神科医になろうと考えた時期がありました。精神神経科の講義で‘心の赤字’という言葉を聴きました。人間はさまざまなストレスを受け‘心の赤字’ができます。この赤字が軽度のうちは日常生活にも支障がありませんが、どんどん増えて行くと、眠れなくなったり、体調がわるくなったりして病気になります。
■ ■
私に心の赤字の講義をしてくださったのは、
札幌太田病院の太田耕平先生でした。
太田先生は札幌医大精神神経学講座の非常勤講師で、
ご多忙な院長業務の間に…
私たち学生の講義にいらしてくださいました。
■ ■
他の先生の言葉は忘れてしまったのに…
太田先生の心の赤字だけは…
40年近くたっても忘れていません。
ネットで心の赤字を検索してみると…
山形の上杉鷹山うえすぎようざんの言葉だったと知りました。
米沢藩の有名なお殿様です。
江戸時代に財政再建をされました。
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太田耕平先生の講義では、
人間は心の赤字を減らすために…
家族の力を借りたり…
友人の力を借りたり…
悩みを聞いてもらったり…
さまざまなことで赤字を減らす…
…と記憶しています。
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私は形成外科医になって…
美容外科医になって…
自分の身体が原因となって…
心の赤字となっている人を診ています。
くさい
目つきが悪い
にらんでいる
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自分には何の責任もないのに…
身体的特徴のためにいじめられ…
心の赤字が増えている人がいます。
私自身が…
本間は目つきが悪いから
…と言われたことがあります。
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【整形】をすすめるのではありません。
自分ではどう努力しても治せない身体的特徴が原因で…
心の赤字が増えている人は…
ちょっと勇気を出して、
意を決して…
美容形成外科を受診するのも一つの方法だと考えています。