医学講座
レーシック手術2014
昨日の院長日記美容外科選びのポイント2014、
ラズベリーさんからのコメントに、
レーシック手術について書かれていました。
平成25年12月4日に消費者庁国民生活センターが発表した資料です。
レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!
-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-
事故情報データバンク1には、レーシック手術2を受けて危害が発生したという情報が80 件寄せられています(平成25年11月8日までの登録分)。発生している症状は、過矯正による遠視が最も多く、それに伴う頭痛や吐き気等の体調不良により日常生活に支障を来しているケースがみられます。また、乱視、光をまぶしく感じる、ドライアイ、目の痛みなどの症状が発生しているケースもあります。
レーシック手術については、ハロー・グレア3や不正乱視4、ドライアイなど、手術後に様々な合併症が起こり得ることが知られていますが、手術による様々なリスクについて医療機関から十分に説明を受けていないおそれのある消費者もみられます。
また、消費者がレーシック手術を受けるきっかけとなった情報の約4割は医療機関がインターネットで発信する情報(医療機関のウェブサイト及びインターネット広告)でしたが、これらの情報の一部には、関係法令に抵触するおそれがあるものもみられました。
レーシック手術を検討する際は、安易に手術を受けることは避け、インターネット等から得られる情報を十分に吟味しましょう。また、手術を受ける際は、リスクについて医療機関から十分な説明を受けて理解した上で、本当に手術が必要かどうか、よく検討する必要があります。
■ ■
私は眼科専門医ではありません。
レーシック手術についてもよく知りません。
ただ、
レーシック手術の広告には、
目に余るものがあります。
簡単にすぐできる、
特別割引価格、
友人紹介割引価格、
美容室でもしないような割引には要注意です。
■ ■
この国民生活センターの発表には、
レーシック推進派の眼科医から批判が出ています。
安売りレーシックと
まっとうなレーシックをいっしょにしないでくれ。
われわれはちゃんとしている。
…というメッセージに聞こえます。
ご意見は理解できます。
■ ■
私にはたくさんの親しい眼科医がいます。
男性眼科医も女性眼科医も、
私の親しい先生たちはみな眼鏡です。
レーシック推進派の先生はいません。
レーシック推進派の有名大学眼科教授も、
HPでは眼鏡をかけていらっしゃいます。
どうしてご自身はレーシックを受けないのか不思議です。
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過去の院長日記でも何回も取り上げています。
レーシック詐欺
レーシック手術のトラブル
安心LASIK
私はレーシック慎重派です。
友人の眼科医が、
全員レーシック手術をすすめるまでは、
自分の身内にはすすめません。
いろいろな考えがあると思います。
ネットの広告にだまされないでください。