医学講座

カラコンに注意2014

 平成26年5月23日、朝日新聞朝刊の記事です。
 カラコン、目に障害負うおそれ
 医師「承認基準変更を」
 国民生活センターは2014年5月22日、カラーコンタクトレンズ(カラコン)17銘柄の安全性をテストしたところ、角膜や結膜の眼障害を起こしやすいものがあることがわかったと発表した。国の基準を満たさない形のものがあったほか、着色部分がレンズ表面に出ていたりするものも多かったという。
 カラコンは厚生労働相の承認が必要な高度管理医療機器だが、着色部に関する基準はない。同センターは業界に商品の改善を求めるとともに、国にも承認基準見直しなどを検討するよう要望した。消費者には「リスクを理解し、必ず眼科医の処方に従って選んで欲しい」と呼びかけている。
 発表によると、テストは日本コンタクトレンズ学会、日本眼科医会と共同で実施。インターネット通販サイトや女性雑誌などを調べ、利用者が多いと思われた17銘柄を対象とした。
 その結果、レンズの直径が承認基準を超えるものが2銘柄、湾曲の具合が基準を満たさないものが5銘柄あった。また、着色部分がレンズの表面に確認されたものが11銘柄あった。このうち9銘柄はホームページで「着色部分はレンズに埋め込まれており安全」などと宣伝していたという。
 さらに各銘柄を10人ずつに8時間つけてもらい、眼障害の有無を調べた。その結果、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の「ワンデーアキュビューディファイン」を除く16銘柄は、使用中止や治療が必要なほど、角膜や結膜の障害が見られる例があったという。
 調査に携わった日本コンタクトレンズ学会常任理事の糸井素純医師は「着色の安全性も確認されておらず、承認基準の変更が必要だ」と語った。
 メーカーなど30社が加盟する日本コンタクトレンズ協会は「対応について加盟社と協議をしている」と話している。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は「消費者の啓発活動に尽力します」とコメントを出した。
 カラコンは10~20代の女性を中心に広く使われている。全国の消費生活センターには2009年からの5年間でカラコンに関する相談が541件寄せられている。娘が購入したカラコンについて母親が相談してくるケースが多く、相談事例の契約当事者の半分が10代だという。
 国民生活センターは17銘柄の詳しいテスト結果ホームページ(http://www.kokusen.go.jp/)に掲載している。(小泉浩樹)
 (以上、朝日新聞より引用)
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 カラコンに注意
 …という2007年10月30日の院長日記があります。
 2007年にも朝日新聞が取り上げています。
 カラーコンタクトの危険性は、2006年2月に国民生活センターから発表されています。
 平成18年2月4日の新聞でも報道されています。
 はっきり言って、
 厚生労働省が怠慢です
 お役所仕事です
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 私が厚生労働大臣だったら、
 すぐに販売に規制をかけます。
 ネット販売ができなようにします。
 薬以上に規制を厳しくするべきです
 何も知らない若い女性の目が、
 危険です
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 そもそも、
 コンタクトレンズに対する教育がありません。
 私は、
 中学校や高校の保健体育で、
 コンタクトレンズの教育をするべきだと思います。
 国民は何も知りません。
 コンタクトは100%安全だと信じています。
 友だちが使っているから安全だと信じています。
 ハードコンタクトで眼瞼下垂症になるなんて知りません
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 私が美容形成外科医になってから12年です。
 たくさんの若い女性の目を診ます。
 目が小さい女性の三種の神器は、
 アイプチ
 カラコン
 付け睫毛
 美容整形よりよほど上手に変身します。
 まるで別人です。
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 コンタクトしたままねちゃった
 コンタクトしたまま気付いたら朝だった
 こんな人もいます。
 汚い手でコンタクトをつける人もいます
 目は大切なたいせつな器官です。
 カラコンで目を傷つけないでください。
 ネットで価格だけで買わないでください。
 眼科専門医の診察を受けて使ってください。
 おじいさん先生からの警告です

20140523
(朝日新聞より引用)

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