医学講座
第40回日本熱傷学会(さいたま)①
第40回日本熱傷学会に参加するため、
さいたまに来ました。
埼玉県さいたま市にある、
さいたま新都心という街です。
厚生労働省関東信越厚生局などが入った、
立派な建物がたくさんあります。
さいたま市はひらがなです。
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昨日の評議員会では、
熱傷専門医を受験する、
若い先生が減っていることが話題になっていました。
私がはじめて学会発表をしたのが、
第10回日本熱傷学会でした。
防衛医大皮膚科の、
藤田恵一先生が会長でした。
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それから30年後、
今回は防衛医大防衛医学研究センター
外傷研究部門急の齋藤大蔵教授が会長です。
齋藤先生は防衛医大の卒業生です。
第10回日本熱傷学会の時には、
航空自衛隊の医官だったそうです。
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第10回会長の藤田恵一先生は、
防衛医大を退官後に、
美容外科の十仁病院に勤務されました。
十仁病院では、
私の美容外科の恩師である、
日高士郎先生と形成外科部門を担当されたと、
以前、日高先生にお聞きしました。
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熱傷治療は大変です。
簡単に、
きれいに治りません。
美容外科とは無関係のようにも思います。
難しい熱傷治療で得た知識や技術は、
形成外科や美容外科に役立ちます。
若い先生に、
もっと熱傷学会に入っていただき、
熱傷専門医を目指してほしいです。