医学講座
予定納税2014
昨日、札幌北税務署から納税通知書が届きました。
平成26年分所得税および復興特別所得税の予定納税額の通知書(一般用)です。
サラリーマンの方にはなじみがないと思います。
大学病院勤務の研修医の先生も、
大学教授の先生も、
民間病院の先生も、
外勤とか、
出張とか、
勤務先以外の病院から得た、
アルバイト収入のある人に来ることがあります。
■ ■
私たち開業医にも来ます。
毎年3月に確定申告をして納税をします。
簡単に説明します。
ある程度の金額の納税をすると、
あなたはこれだけの納税をしたのだから…
今年も結構なお金を稼ぎますよね…
だから…
税金もこれだけ納めておきなさい。
…というのが予定納税です。
■ ■
こんなことを言うと叱られると思いますが…
大学病院のお給料なんて…
教授職ですら…
大手企業に比べると少ないものです。
それを補ってくれるのが、
外病院の勤務とか、
関連病院への出張です。
教授職になると少し単価がUPします。
■ ■
外で稼ぐお金が多ければ多いほど…
確定申告で払う税金が多くなります。
稼いだお金はしっかり申告しないとペナルティが来ます。
税務署は厳しいですょ。
一箇所でも抜けると…
修正申告をしなくてはならなくなります。
源泉徴収票を紛失してもダメです。
給与を支払った病院側はしっかり税務署に届けています。
電子申告なのでごまかせません。
■ ■
平成26年予定納税の納期は、
第一期分が平成26年7月31日
第二期が平成26年12月1日です。
地方税の納期は
第1期分が平成26年6月30日
第2期が平成26年9月1日
第3期が平成26年10月31日
第4期が平成27年2月2日です。
ほぼ毎月税金を納めなくてはなりません。
■ ■
予定納税と地方税のために、
アルバイトで稼いだお金はしっかり貯金しておきましょう。
わからないことは、
直接税務署に聞きましょう。
税務署が怖い先生には、
アトラス総合事務所をおすすめします。
公認会計士の井上修先生が書かれた本も役に立ちます。
ネット時代の会計事務所です。