医学講座
第102回日本美容外科学会(JSAS)③
雨の東京から札幌へ戻りました。
北海道も小雨でした。
よさこいの最終日でした。
一週間に2回も上京は、
はっきり言って疲れました。
ビジネスマンはすごいなぁ~。
チェーン店の先生で移動するのはすごいなぁ~。
…と思って飛行機で爆睡していました。
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今回の学会で一番印象に残ったのは、
サフォクリニック白壁征夫先生の特別講演でした。
日本における美容外科の歴史
白壁征夫先生のお父様は、
大阪で白壁美容外科を開業していらっしゃいました。
関西で、
美容整形といえばしらかべ先生でした。
■ ■
白壁征夫先生によると、
もともと美容整形は、
目は眼科、
鼻は耳鼻科でした。
戦前からあったそうです。
終戦後に、
戦地から戻ったお医者さんが、
美容整形医になった時代もありました。
■ ■
戦争では、
衛生兵と呼ばれる人が、
医師の代わりに手術をしたこともあったようです。
その衛生兵が、
やみで美容整形をしたのもあったそうです。
昔から、
手術前の不安
失敗したら?
…という懸念がありました。
昔のパンフレットも見せてくださいました。
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2004年10月軽井沢で第27回日本美容外科学会が開催されました。
会長が白壁征夫先生でした。
台風の影響で飛行機が飛ばず、
しかも軽井沢だったため、
全員必死の思いで学会へ行きました。
とても実りの多い学会でした。
この第27回日本美容外科学会で、
形成外科系としてはじめて、
高須クリニックの高須克弥先生と
当時の聖心美容外科総院長の山川雅之先生を招かれたのが、
白壁征夫先生です。
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はっきり言って、
形成外科医より、
美容整形出身の先生が症例数が多いです。
経験豊富な先生も多いです。
私は今でも、
2つの日本美容外科学会が仲良くなれるといいと願っています。
両方の学会に出席しているのは、
どちらの学会に出ても得るものがあるからです。
いつの日か2つの日本美容外科学会が一つになってほしいです。