医学講座
保険で治せるものは保険で!
私が開業する時に考えたことです。
日本美容外科学会HPの自己紹介にも書きました。
平成16年8月、札幌美容形成外科を開業しました。開業する時に、美容外科・形成外科という医療を、リーズナブルな価格で提供するという原則を考えました。
せっかく毎月高い健康保険料を払っているのですから、『健康保険を使えるものは保険で安く手術いたします』というのが私の考えです。私のモットーは『いいものを安く』。保険診療で手術が可能な疾患は保険で治療しています。
日本の厚生労働省は、国民にわかりやすく医療保険制度を説明していません。一部の人はワキガ手術や眼瞼下垂症手術を保険でできると知っていますが、大部分の国民は知りません。医学部や看護学校で試験に出しても学生は間違います。
美容医療業界も競争が激しく、札幌にも新しい美容外科が次々と開店します。
どんなに競争が激しくなっても、適正な料金で生活を快適にする技術力があるクリニックは生き残ります。
私のロマンとビジョンは、最高水準の安全で快適な医療を適正な価格で提供することです。
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残念なことですが、
美容の2文字がついただけで、
うさんくさく思われます。
現実に胡散臭いクリニックがあります。
院長日記に書いた内容を削除してくれと、
内容証明郵便を送ってきたところもありました。
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札幌美容形成外科には、
強力な助っ人、
弁護士法人高橋智法律事務所がついてます。
高橋智弁護士から内容証明を送っていただき、
その後は何も言ってきません。
頼りになる弁護士さんです。
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どうしても保険適応にできない疾患もあります。
私が一番感じるのは、
女性の小陰唇肥大です。
とてもお気の毒な方がたくさんいらっしゃいます。
見た目の問題ではありません。
下着や生理用品にあたって、
赤くかゆくなっていて、
日常生活に支障がある方が大部分です。
親切丁寧に手術をしています。
一回だけですが脱毛も無料で施術しています。
いつの日か保険適応になるとよいと思って手術をしています。