院長の休日
妻への感謝看病で恩返し
平成29年11月19日、北海道新聞朝刊、読者の声への投稿です。
妻への感謝看病で恩返し
公務員_紙谷広樹_62
(札幌市中央区)
11月22日は「いい夫婦の日」。私たち夫婦は結婚して36年が過ぎた。今日は妻に感謝の気持ちを伝えたいと思う。
若い頃は、私が酒好きなこともあって、仕事にかこつけて飲み歩き、自宅に職場の同僚や後輩たちを招いたり、突然飲み友達を連れてきたりすることも度々あった。
妻は嫌な顔一つ見せず、私の勝手な言動にずっと耐えてくれた。また、深夜に帰宅しても必ず食事を用意し、待っていてもくれた。それでも愚痴もこぼさず「十分幸せだよ」と言ってくれる。
いつも妻は、プラス思考で明るく、私や家族みんなをサポートしてくれているのだ。中でも一番感謝していることは、私が体をこわした時、妻の献身的な看病に助けられたことだ。妻は、結婚以来、常に家族の健康管理のことを考えてくれた。そんな妻は、今年、大病を患い入院、手術した。今度は、私が精いっぱい介護する。
これまでの尊敬と感謝の気持ちを込めて、今日は大きな声で伝えたいと思う。
「ありがとう」
(以上、北海道新聞より引用)
■ ■
日曜日の朝に、
気持ちのいい投稿を読ませていただきました。
投稿者の紙谷さんは私と同年代です。
奥さんも、
おそらく同年代だと思います。
入院して手術を受けられた奥様を、
ご主人が献身的に介護する。
なかなかできないことです。
■ ■
結婚して36年は私たちと同じです。
介護される時になったら…
2013年5月18日の院長日記に書いてあります。
本間家では…
私が先に倒れて死ぬと想定しています。
できれば…
誰にも迷惑をかけずに…
ぽっくりと逝きたいと願っています。
現実にはなかなか難しいことがあります。
■ ■
私は介護される時になったら…
介護のプロにお願いしようと思っています。
できれば…
自宅で介護していただきたいです。
犬もいるし…
好きな景色もあります。
奥さんを介護することになったら…
プロに手伝っていただき…
できる範囲で私も介護をすると思います。
老人のおむつ交換も上手だと思います。
子どもも含めて…
なるべく迷惑をかけたくないというのが…
私の正直な願いです。
■ ■
奥さんを介護することになったら、
介護のプロに応援をお願いして、
私も介護をします。
私一人で介護するのは無理です。
二人とも介護されることになったら、
介護のプロにお願いしたいと思います。
嫌われないように、
ありがとうだけは、
ボケても忘れないようにします。
紙谷広樹さんの奥様が、
一日も早くよくなることをお祈りしています。