医学講座

美容外科医は臆病者であれ

 昨日の院長日記、
 臆病者の美容形成外科医になる
 私はもともと慎重な人間ではありませんでした。
 中学生の頃には、
 ちょっとしたミスを、
 テストの時によくしていました。
 大学受験には失敗し浪人しました
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 予備校生の頃に、
 私の机の前には、
 注意一秒、ケガ一年
 指差確認しさかくにん】
 …と書いた紙を貼ってありました。
 自分なりにミスを防ぐために考えました。
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 よくうっかりミスをする人がいます。
 医療の世界でうっかり薬を間違えると大変です。
 手術する部位を間違えた先生もいました。
 悪くないところを手術されると大変です。
 薬の使い方も先生によって違います。
 メーカーから説明を聞いただけで使う先生もいます。
 私は副作用のこともよく考えてから処方します。
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 私に美容外科を教えてくださったのが、
 十仁スピリット
 十仁スピリット2017
 …に書いた、
 中央クリニック新宿院の日高士郎先生でした。
 日高先生は東海大学卒業後に十仁病院へ入職。
 私が形成外科医として経験したのと同じ歳月を、
 美容外科医として活躍された、
 生粋の美容外科医です。

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 日高先生に形成外科の講義をなさったのが、
 東海大学形成外科の谷野隆三郎教授でした。
 谷野教授が、
 第94回日本美容外科学会で、
 美容外科にとって必要な
 医療安全と医事法制について、
 ご自身のご経験を踏まえた講演がありました。
 美容外科は簡単ではありません。
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 私に臆病であることの大切さを教えてくださったのが、
 日高士郎先生でした。
 美容医療は、
 健康な人を相手にする医療です。
 健康な人に、
 美容目的で、
 失明、
 死亡、
 重大な後遺障害

 …はダメです。
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 美容外科医にもいろいろな先生がいます。
 いけいけどんどんの先生
 お客さんの希望なら、
 どんな手術でもしてくれる先生
 好みは人それぞれです。
 私は、
 その手術はまだ必要ありません
 …という先生をおすすめします。

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