医学講座

痛くないやけど治療②

 痛くないやけど治療①
 …の続きです。
 軽度のやけどでしたら、
 皮膚が赤くなるだけで、
 水疱すいほうができたり、
 皮膚がむけることはありません。
 病院に行かなくても治ります。
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 注意していただきたいのが、
 顔や頚部のやけどです。
 女性に多いのが、
 髪を整えるコテです。
 ねぼけて、
 あわてて、
 髪をととのえようとするとやけどをします。
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 水疱ができなくても、
 赤味がある間に紫外線があたると、
 しみになります。
 よく女の人が、
 『天ぷら油がはねたところが…』
 『しみになった』
 …ということがあります。
 これはやけど後の色素沈着です。
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 PIHぴーあいえっち炎症後色素沈着
 …と専門的な言葉で呼びます。
 レーザーでしみを取る治療も、
 しみの部分を焼く治療です。
 ちゃんと管理をしないと、
 高いお金を出して治療したのに、
 しみが黒くなります。
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 こてでやけどしたところは、
 水疱ができなくても赤くなります。
 ぴりぴりとした痛みがあります。
 アトピーや、
 かぶれにつけるお薬があります。
 弱いステロイドが入ったアトピーの塗り薬は、
 このコテやけどの、
 ピリピリとした痛みに効きます。
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 もし髪を整える時に、
 コテでやけどをしてしまったら、
 弱いステロイド剤をつけると痛みが和らぎます。
 しみになりたくなければ、
 しっかりと遮光をすることです。
 エアウォールUV(共和)
 …というテープがおすすめです。
 弱いステロイド剤を薄く塗ったあとで、
 慎重に貼ってください。
 貼り方にこつがあります。
 心配な人は病院に行ってください。
 AMAZONでも売ってます

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