医学講座
学会発表の準備2019
今日は2019年5月2日(木)です。
札幌美容形成外科は休診日です。
浦臼神社のリスを見に行きたいところですが、
2週間後の日本形成外科学会の準備です。
家でPCに向かっています。
学会の準備は大きく変わりました。
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私が医師になった頃は、
学会の準備はスライド作りからでした。
作るのに時間がかかるので、
最低でも一週間前には完成していて、
北大形成外科の医局で、
先輩から厳しいチェックを受けました。
先輩からのチェックと質問で私が成長できました。
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予演会と呼んでいた医局もありました。
本番の学会の前に、
想定される質問を、
先輩や同僚から厳しく質問されました。
発表原稿を読んで、
予定時間内に終了できるかどうか?
ストップウォッチでチェックしていただきました。
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はじめての学会発表は、
1984年5月の第10回日本熱傷学会でした。
函館中央病院形成外科で経験した、
糖尿病を持った老人熱傷の一例です。
今から考えると、
学会発表をして、
論文を書いたことで医師として成長できました。
指導してくださった小野一郎先生に感謝しています。
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札幌医大をクビになってからは、
日本形成外科学会では発表していません。
日本形成外科学会をクビになったわけではないのですが、
日本形成外科学会で発表することに抵抗がありました。
そのかわり韓国の先生たちが招待してくださったので、
韓国まで行って英語で発表していました。
2週間後の発表は日本語で5分です。
11年ぶりの学会発表なので、
失敗しないように準備しています。