昔の記憶

一科目落としても留年

 今日は2019年6月18日(火)です。
 札幌は寒いです。
 クリニックでは暖房を入れました。
 昨日、札幌医大同窓会から封書が届きました。
 私が一浪して、
 札幌医大に入学したのは1974年です。
 今から45年前です。
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 今はわかりませんが、
 45年前の札幌医大は、
 一科目落としても留年
 全科目再履修さいりしゅう
 札幌医大一年生の基礎教養科目、
 厳しかったのが化学の三成みなり先生でした。
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 優しかったのが、
 数学の関川せきかわ先生でした。
 入学試験では、
 数学が一番の関門でしたが、
 入学後の定期試験は通してくださいました。
 今の札幌医大は数学の定期試験が厳しいそうです。
 時代は変わりました。
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 受験勉強は孤独ですが、
 入学後の定期試験は、
 みんなで協力して勉強しました。
 先輩からいただいた過去問
 …のおかげで試験を通りました。
 私の人生の師、
 水谷羊一先生には今でも感謝しています。
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 クラスに試験対策委員というメンバーがいました。
 私たちの頃には、
 医師国家試験対策のための委員でした。
 通称しけたい委員と呼ばれていました。
 今の学生さんたちにもあるようです。
 せっかく入った大学です。
 クラスの仲間と協力して、
 無事に定期試験を乗り切ってほしいです。
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 教員の本音は再試験や追試験はしたくないのです。
 問題を作成して採点するのが大変だからです。
 撃墜王と呼ばれる一部の先生も、
 本音は自分の講義をしっかり聞いてほしいだけです。
 熱心な先生ほど試験も厳しいです。
 わからなければ大学でも教員に質問することです。
 教員の心証がよければ、
 落ちそうになっても救済してもらえることがあります

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