医学講座
外傷性刺青がいしょうせいしせい
今日は2020年1月6日(月)です。
札幌は寒いです。
雪はありません。
うっすらと積もっている程度です。
このまま小雪だと、
札幌市の除雪予算が大助かりです。
あまり積もらないでほしいです。
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外傷性刺青がいしょうせいしせい
聞きなれない言葉です。
うちの奥さんが、
2019年12月29日に転倒しました。
雪はありませんでした。
路面も凍結していませんでした。
道路にあったのは砂や泥です。
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顔面から転倒したうちの奥さんは、
頬と口唇にキズができただけではなく、
たくさんの異物が真皮に入りました。
これを、
外傷性異物がいしょうせいいぶつと言います。
放置すると、
外傷性刺青がいしょうせいしせい
泥が入れ墨のようになります。
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形成外科専門医になるには、
外傷性異物の治療を正しくできないとダメです。
顔のキズからは出血しています。
どんなところで、
どんなふうにケガをしたか?
正確に問診をします。
道路で転倒した時には、
まず100%異物が残ります。
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顔の血液をきれいに除去して、
局所麻酔をして、
異物を確認します。
麻酔をしないと痛くて動くので、
きれいに除去できません。
形成外科の教科書には、
歯ブラシで異物を除去すると書いてあります。
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札幌美容形成外科にも、
異物除去用の歯ぶらしがあります。
やわらかい毛の歯ブラシです。
うちの奥さんは、
マイクロの細い摂子で除去しました。
顔のケガは痕が残ると大変です。
うちの奥さんには痕が残りませんでした。
ふだんはうるさいとか言われてますが、
少しは感謝してくれているようです。