医学講座

犬にかまれたキズ

 今日は2020年1月8日(水)です。
 形成外科専門医資格更新の締め切りが1月15日(消印有効)です。
 資格更新に必要な書類を準備しています。
 私のように開業していて、
 毎日手術をしている医師は更新が容易です。
 それでも以前より書類が増えました。
 あと一週間で書類を完成させます。
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 外傷性刺青がいしょうせいしせいに、
 さくらんぼさんから、
 私がマロちゃんに噛みつかれた顔は
 今だに傷が膨らんできます。
 先生が予測した通りになりました。

 …とコメントをいただきました
 犬に噛まれたキズは痕が残ることがあります。
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 犬に咬まれる
 2008年3月24日の院長日記です。
 犬や猫にかまれたキズは、
 道路で転倒した時の傷よりも厄介です。
 問題なのは、
 キズの深さと、
 口の中にいるばい菌です。
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 どんなにかわいい犬でも、
 口の中には雑菌がいます。
 その菌が悪さをすることがあります。
 私も一度しか診たことがありませんが、
 パスツレラという菌が問題になることがあります。
 すごく腫れて、
 痛いのが特徴です。
 病院に行かないと治りません。
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 もう一つ問題になるのが、 
 キズの深さです。
 動物の歯はするどいので、
 キズが深くなることがあります。
 深部まで達すると、
 いくら生理的食塩水で洗っても、
 異物や細菌は残ってしまいます。
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 犬はかわいいですが、
 顔を近づけてよしよしすると、
 思わぬところでがぶりとやられることがあります。
 子供さんには特に気をつけていただきたいです。
 四季がはっきりしている北国では、
 春先に犬咬傷が多い傾向がありました。
 注意してください。 

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