医学講座

心臓の前に歯の治療

 今日は2020年7月3日(金)です。
 札幌の天気は曇りです。
 昨日は大雨が降りましたが、
 今日は晴れていたので自転車通勤です。
 人生には、
 晴れの日
 曇りの日
 雨の日
 雪の日
 暴風雪の日
 さまざまなことがあります。
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 うちのばあさんは、
 もうどんな治療も受けたくない
 …と言っていましたが、
 放置すると、
 突然失神したり、
 心不全が進行して
 助けてくれと言われても、
 何もできない状態になるそうです。
 92歳なのに頭はしっかりしているので、
 治療を受ける気持ちになったようです。
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 丁寧に説明してくださった、
 循環器病院の先生から指示されたこと、
 一番最初にするのは、
 歯の治療です。
 人工弁を使った後で、
 一番こわいのが感染です。
 口の中の細菌が心臓に感染することがあります。
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 細菌性心内膜炎と言います。
 歯周病やムシ歯があると、
 そこからばい菌が血液中に入り、
 心臓の弁に感染するリスクがあります。
 92歳でも歯が残っていて、
 自分の歯でごはんを食べています。
 まず歯医者さんにお願いです。
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 抜歯が必要な時には口腔外科です。
 歯周病の治療は保存科です。
 私がお願いしたのは、
 二期会歯科クリニックです。
 口腔外科も、
 保存科も、
 補綴科ほてつかも、
 矯正歯科も専門の先生がいらっしゃいます。
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 まず歯の治療をしていただいて、
 心臓の治療ができるかどうか?
 2週間後にまた受診することになりました。
 ふつうの方でも、
 歯はとても大切です。
 歯周病が肺炎の原因になることもあります。
 まず歯の治療をすすめてくださった、
 循環器病院の先生は名医です。

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