医学講座

札幌駅のパセオ長期休業の報道

 今日は2021年3月14日(日)です。
 昨日の院長日記、
 札幌駅新ビル255メートル市が構想案確定
 …にえりーさんからいただいたコメントです。
 札幌駅のパセオが来秋に休業することも気になりました。
 私も心配しています。
 パセオは札幌駅の商業施設です。
 冬は毎日通勤でパセオの中を通っています。
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 2021年3月11日と12日の北海道新聞の記事です。
 パセオの休業期間、最長6年 札幌駅改修2022年春に着工
 3月11日の記事です。
 JR北海道の島田修社長は3月10日、グループ会社の札幌駅総合開発が運営する駅直結の複合商業施設「パセオ」の約200店を2022年秋から全店休業すると正式に発表した。北海道新幹線札幌延伸に伴う札幌駅改修工事のためで、休業期間が3年から最長6年に及ぶことも明らかにした。
 工事は22年春に着工し、秋のパセオ休業を待ってから本格化する。大きく分けて①新幹線の高架橋建設(2026年まで)②新幹線ホームと在来線ホームを結ぶ連絡橋建設(2029年まで)③耐震補強(2023年まで)―の3種類で、パセオに冷暖房や電気を供給する主要設備を撤去する必要があることから、全店休業を決めた。
 札幌駅にはパセオ、アピア、エスタ、札幌ステラプレイスの4商業施設に計約630店舗が入居。1階と地下1階のパセオには飲食店や服飾店などが入り、2019年度の売上高は203億円と、4施設の売上合計の2割超を占める。
 島田社長は記者会見で、パセオの休業によりJRグループに入る家賃収入が年間43億円減ると説明した上で「減収は痛いが新幹線のためには避けられない。段階的に営業を再開し、できるだけ休業を短くしたい」と強調。テナント向けの説明会で各店の意向を聞く考えを示した。パセオの営業再開後の名称は「検討課題になる」と述べ、変更する可能性を示唆した。
 パセオ以外の商業施設については、将来的に取り壊して再開発することが決まっているエスタを除き、新幹線工事の影響はないとしている。(堀田昭一)


 3月12日の記事です。
 パセオ休業 店舗に不安 コロナ禍一層打撃 雇用の維持厳しく
 JR北海道が北海道新幹線札幌延伸に伴う札幌駅改修工事のため、同駅直結の複合商業施設「パセオ」の全約200店を2022年秋から休業すると発表したことに対し、店舗関係者の間には「一等地」での商売ができなくなることに衝撃が広がった。閉店で多くの雇用の場が失われることを懸念する声も相次いだ。
 居酒屋「丸海屋」やもつ鍋店「ぶあいそ」などを運営する丸海屋エージ(札幌)は、グループ会社が運営する店舗と合わせて札幌市内にある全15店のうち7店がパセオに集中。その売り上げは市内全店の約70%を占める。7店の従業員はアルバイトなどを含めて数百人に上っており、同社担当者は「全員を系列店に異動させるのは難しい」と困惑。コロナ禍で客足が落ち込んでいるだけに「非常に厳しい」と肩を落とした。
 靴の修理や合鍵作りなどの「シュリーの店」(札幌)も、パセオ店は札幌市内7店の中でも「収益の柱」(同店)。現在の従業員は異動を検討する。担当者は「技術習得には時間がかかる。再開後に入店できると分かってから採用しても間に合わない」と嘆いた。
 JRは休業期間を3年から最長6年とするが、長期にわたる休業についてJR側が店舗に伝えたのは最近だ。1990年のパセオ開業時からカフェ「よつ葉ホワイトコージ札幌パセオ店」を運営するよつ葉乳業(札幌)は、全面休業に関する説明会の案内を1カ月ほど前に受け取ったという。
 店舗関係者の中には説明会の開催すら知らなかったという人も少なくない。パセオで10年以上営業するアパレル店の店長は報道で全面休業を知った後、説明会開催の連絡を受けた。この店長は「寝耳に水。従業員の雇用が守れるのか」と不安を訴えた。(麻植文佳、権藤泉)
(以上、北海道新聞より引用)

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 JR札幌駅の線路の真下にあるのが、
 商業施設パセオです。
 私は冬は毎日この中を通って通勤しています。
 アパレル店の店長は報道で全面休業を知った後、説明会開催の連絡を受けた。
 この店長は「寝耳に水。従業員の雇用が守れるのか」と不安を訴えた。

 お気持ちは痛いほどよくわかります。
 新幹線も大切ですが、
 その前に店子と従業員の生活を守っていただきたいです。
 JR北海道と札幌市にお願いします。

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