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札幌駅南口_新ビル始動

 今日は2023年3月18日(土)です。
 札幌は春らしくなってきました。
 さくらはまだまだですが、
 春が近くなった気がします。
 今日の北海道新聞朝刊の記事です。
 札幌駅南口 新ビル始動 再開発組合設立、2024年春着工
 JR北海道と札幌駅総合開発などグループ3社、札幌市は17日、札幌駅南口の再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)の建設を進める再開発組合を設立した。地権者5者に加え、朝日生命保険(東京)や映画大手の東宝(同)など7社が参加組合員となり、土地と建物を共同所有する12者の顔ぶれがそろった。建設費高騰という逆風が吹く中、来春にも着工し、2028年度早期の完成を目指す。地上43階建ての新ビルは、2030年度末予定の北海道新幹線札幌延伸に向けた交通、観光、ビジネスの新拠点として、にぎわいづくりと地域経済活性化を担う。
「稼ぎ頭」戦略づくり課題
 「新幹線の札幌延伸、さらには冬季五輪・パラリンピック(札幌)招致の可能性を見据え、札幌、北海道、そして日本の玄関口となるエリアだ」。札幌市の吉岡亨副市長は同市内で開いた再開発組合の設立総会で、事業の意義を強調した。
 同市の所有で現在は駐車場になっている北5西1と、JR札幌駅直結の商業施設「札幌エスタ」が立地する北5西2の一体整備構想が動き出したのは2012年。同市の有識者会議が、前年に決まった新幹線札幌延伸への対応で、まとまった形での再開発を求めた。同市は2017年、高層ビル整備を柱とする基本構想を策定。北5西2を所有するJR側も賛同し、2019年に発足した準備組合が計画を詰めてきた。
 再開発ビルは隣接するJRタワー高層棟との「ツインタワー」として新たなランドマークとなる。高さは道内のビルで最も高い245メートル。米ホテルチェーン大手マリオット・インターナショナルの最上級ホテルと中価格帯ホテルのほか、オフィスと商業施設が入る。エスタの1階にあるバスターミナルも再整備する。エスタは今年10月から解体、再開発ビルは2024年3月ごろの着工を予定している。
 総事業費は昨年公表した試算で約2500億円。参加組合員7社が払う土地・建物の取得費のほか国、同市の補助金を充てる。建設資材や燃料費は高騰が続き、札幌都心部で再開発が相次いで人手確保も難しい。札幌市の秋元克広市長は17日の記者会見で「それぞれの工事がばらばらに資材や人を調達するのではなく、国や道と調整しながら工程を管理したい」と述べた。
 工事中はバス利用などで混乱が起きる可能性もある。バスターミナルは9月末に閉鎖し、10月以降はバス停が駅南口周辺の路上に分散配置されるため、市民や外国人を含む旅行者への周知が課題となる。周辺の駐車場や道路の混雑が悪化することも懸念される。
 グループとして再開発ビルのホテル運営などに携わるJRの綿貫泰之社長は「北海道全体の活性化に寄与したい」と語る。新幹線札幌延伸後に経営自立する目標を掲げるJRは、再開発事業を「稼ぎ頭」と見込んでおり、「失敗は許されない」(幹部)状況だ。新型コロナ禍で落ち込んだ観光・オフィス需要を取り込む戦略づくりが課題となる。(山田崇史、工藤雄高)
コスト膨張 焦点は収益力
 北海道新幹線の札幌延伸に向け、JR札幌駅周辺では再開発事業が相次いでいる。ホテルやオフィスといった商業施設に加え、高層マンションも含んだ大型の複合開発も進み、駅周辺の存在感は高まる一方だ。ただ、建設業の人手不足は深刻化し、資材高騰と合わせて建設コストは今なお上昇。投資額の膨張に見合うだけの収益力を再開発が生みだせるかが焦点となる。
 札幌駅南口では、札幌西武跡地(北4西3)で地上35階地下6階延べ床面積21万平方メートルにホテルや商業施設、オフィスを備えた大型ビルが2028年度に完成予定。今年5月にはオフィス1万平方メートルを備えた「DーLIFEPLACE札幌」が完成する。北1西5で建設中の複合高層ビルは施工不良で完成が遅れるが、札幌駅の徒歩圏内では商業施設やオフィスの集積が続く。
 札幌駅北側の「北8西1」街区では、道内最高層の48階建てマンションをはじめ、ホテルや医療モールなどが2・1ヘクタールの敷地内で一体開発される。新幹線駅北側の札幌総合卸センター跡地(北6東2、3)でも30階建てのツインタワー型マンションや病院、ホテルなどの建設が進んでいる。
 ただ、生コンクリートが4月に3割値上げするほか、その他資材価格も直近3年で約2割上昇している。工事集中に伴う人材不足に対応するため建設業界では賃上げが不可欠な状況にあり、「建築費は上がる要素しかない」(道内ゼネコン大手)のが実情だ。
 事業者は膨らんだコストを宿泊料金や賃料に上乗せして早期回収を図る。札幌の不動産コンサルタントの志田真郷氏は「収益力のある企業やホテルを誘致できるかが、再開発後のまちの発展のために重要になる」と指摘する。(高橋祐二)


(以上、北海道新聞より引用)

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 昨日の院長日記、
 大成建設_記録改ざんビル取り壊しになったのが、
 米ホテル大手のハイアットです。
 札幌駅にできるのが、
 米国のマリオット
 どちらも私には縁がない超高級ホテルです。
 札幌駅南口のビルが無事に建設されることを願っています。

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