医学講座
選手を育てた北海道日本ハム
昨日の日本WBC優勝おめでとうの興奮が続いています。
北海道日本ハムファイターズにいらした選手が大活躍し、
これほどうれしいことはありません。
ほんとうに素晴らしいことです。
日本ハムが北海道に来てくれてよかったです。
選手もすごいですが育てた球団がすごいです。
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私は野球音痴です。
野球の詳しいことはわかりません。
人を育てることの難しさは、
医師も野球選手も同じだと思います。
一人の優秀な指導者だけでは、
立派な選手や医師は育ちません。
何人ものチームワークが大切です。
日本ハムに入った選手たちを、
みごとに育てたメンバーが素晴らしいです。
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私は北大形成外科
札幌医大麻酔科で育てていただきました。
札幌医大麻酔科はわずか半年でしたが、
多くのことを教えてくださいました。
直接指導を受けた先生の他に、
立派な上の先生が何人もいらっしゃいました。
並木昭義先生は野球部でした。
並木先生が小樽市立病院局長として、
野球のことを書かれています。
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とても参考になる文章なので引用させていただきます。
野球部員として
①任務を地道に粘り強く果す。
②体力、スタミナがある。
③精神的ストレスにタフである。
④問題解決の企画力、集中力、達成力がある。
⑤チームプレーができる。
これらのことを部活動を通じて経験し実力を付けることは
将来、医学・医療界で立派に活躍できる。
(以上、小樽市立病院局長からのメッセージより引用)
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多くの優秀な麻酔科医、
多くの麻酔科教授を育てられた、
並木昭義札幌医大麻酔科名誉教授のお言葉が、
北海道日本ハムファイターズの、
すぐれた指導力に通じるものがあると思います。
優秀な選手たちを育ててくださった、
北海道日本ハムファイターズに感謝いたします。