医学講座
悪徳美容外科医からの救済手術②
悪徳美容外科医として、
TVや週刊誌で大きく報道されたクリニックがあります。
昔、札幌にあった日美クリニックです。
にちび、にちび~
にちびしましょう~♪
うちの子どもが覚えるくらい、
毎日TVで宣伝していました。
■ ■
私がJA帯広厚生病院形成外科を退職して、
美容外科医になろうと思った時でした。
平成9年だったと記憶しています。
北海道拓殖銀行が倒産した年です。
拓銀の経営破綻が平成9年11月でした。
親切な知人から、
『本間先生、何もこんな時に美容整形にならなくても…』
…とアドバイスしていただきました。
■ ■
脱税と美容外科医
…という2008年4月25日の院長日記に書いてあります。
巨額の脱税で摘発されました。
私は何人も、
『昔、日美で手術を受けました。』
…という患者さんを診ています。
わきが手術を日美で受けて、
私が再手術をした人はいません。
アポクリン腺は完全に取れていました。
■ ■
それどころか…
日美で目を治してもらって二重になれました。
鼻を高くしてもらいました。
…という幸せな患者さんを多く診ました。
巨額の脱税をしたということは、
それだけ多くの患者さんが来ていたことです。
■ ■
確かに日美でトラブルになった患者さんもいらっしゃいますが、
私が救済手術をした方はいません。
悪徳美容外科の汚名は残っていますが、
日美の先生が発明したという…
わきが手術後の固定法が、
しっかりとしたものだったと考えています。
機会があれば知りたいと思っています。
脱税で医師免許剥脱は残念です。
“悪徳美容外科医からの救済手術②”へのコメント
コメントをどうぞ
山形では日美はもちろん 美容外科という看板も見ません。テレビで宣伝してるのは 共立美容外科くらいです。 田舎の人の偏見を取るためにも先生の院長日記をたくさんの方々に読んでいただきたいです。若い世代には漫画の説明が人気がありますね。
日美知ってるような、知らないような…
私は4プラの隣の美容外科でイボみたいのを取ったというおじさんを知っていました。
プライバシーはなかったと聞いています。
日美…残念ですね。
それ程の腕を持ちながら…
昨日は母の事で落ち込んでいました。