院長の休日
嬉しい便り
医師になってよかったと思う瞬間があります。
毎日の診療で…
キレイな二重ができた。
ワキの臭いがなくなった。
患者さんの嬉しそうな笑顔が何よりの喜びです。
逆に…
なかなか腫れが取れない。
ワキのキズが治らない。
思ったより、二重の幅が狭くなった。
などという苦情をいただくこともあります。
■ ■
私は、神さまでもなければ、
神の手も持っていないので、
100%、
全ての方に満足していただいていると思ってはいません。
お叱りを受けることもあります。
これが現実です。
美容外科医は、決して楽して儲かる職業ではありません。
細かい作業ですし、神経も使います。
好きでなければできません。
■ ■
そんな毎日ですが、嬉しいお便りをいただくと元気が出ます。
美容外科や形成外科は、
救急医や新生児科、産婦人科のように、
直接、人間の生命と向き合う診療科ではありません。
私のような人間でも、
『手術を受けて、元気になりました』
『また、明日から元気に働きます』
とか
『難関の○○大学に合格できました』
『○○に合格できました』
というお便りをいただくと、
本当に元気が出ます。
どんなに疲れていても、機嫌がよくなります♪
■ ■
人は外見ではなく中味です。
外見で判断してはいけません。
外見にこだわるのは、愚かなことです。
もっともなご意見です。
ただ、世の中の女性の大部分はお化粧をされます。
老人ホームに入居していた、お年寄りが、
ちょっとお化粧をしてあげたら…
元気になったという話しも聞きます。
医学の力を借りて、ちょっとキレイになって、
おまけに元気になるのは、よいことだと思います。
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強そうにしていても、人間は弱いものです。
『運命』と割り切ろうと考えても、
自分の『運命』を受け入れるのに、何年もかかることがあります。
そうして、落ち込んでいる時に、
ちょっとだけキレイになって、元気になれることがあります。
私たちは、人の命を助けることはできませんが、
人を幸せな気分にしたり、
ちょっとだけでも、元気にするお手伝いができます。
美味しいものを食べて、
明日から、また元気に働こうという意欲がでるのと同じです。
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人間は、どんなに頑張っても、思い通りにならないこともあります。
ただ、頑張ったら、頑張っただけの効果が出ることもあります。
4月は新しい人生のスタートです。
私もそうですが、少しでも他人の役に立って、
ああ、この仕事をしていてよかったなぁ!
と思えるように頑張ろうではありませんか。
嬉しいお便りをいただき、ありがとうございました♪