医学講座
一流を学ぶことの大切さ
2010年6月27日の日記に書いた、
野﨑幹弘先生と
波利井清紀先生は、
日本の形成外科を世界的にレベルUPなさった
偉大な形成外科の指導者です。
私も一人の形成外科医として…
お二人を尊敬しています。
■ ■
お二人の講演をお聞きして…
私が感じたことは、
医師、特に外科医は…
一流を学ぶことが大切で、
若い頃に世界一をたくさん見ることが、
自分の将来につながるということです。
私自身は…
北大形成外科というとても良い環境で…
大浦武彦先生というよき師に恵まれ…
たくさんのよき先輩に指導を受けました。
■ ■
大浦武彦先生は、
北大皮膚科の大学院を卒業後に、
東京警察病院で形成外科を修行されました。
北大に戻られてから…
苦労して形成外科を創設されました。
形成外科教授に就任されたのが、
昭和53年。
私が北大形成外科へ入局したのが…
昭和55年でした。
■ ■
大浦武彦先生が、
大森清一先生の弟子で、
私たちの世代は孫にあたります。
私が北大に在籍した頃から、
大浦先生の目は常に世界を見ていました。
韓国、
ブラジル、
中国、
フィリピン、
日本国内の他大学から
たくさんの留学生が北大へいらっしゃいました。
■ ■
私自身は外国へ留学したことはありません。
英語もNHKの英語会話で勉強しました。
私は北大形成外科を選んで、
一流の恩師から、
一流の形成外科を学びました。
今こうして…
形成外科でご飯が食べられるのは…
大浦武彦先生という一流のよき師についたからです。
若い人にも、
目先のお給料ではなく、
一流を学ぶことの大切さを知っていただきたいです。
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第98回日本美容外科学会へ出席のため上京しています。
学会報告は明日以降に記載します。
東京は暑いですね。
“一流を学ぶことの大切さ”へのコメント
コメントをどうぞ
学会お疲れ様です。
明日から 仕事の本間先生、お体に気をつけてくださいね。
先生はほんとに素晴らしい一流の師の元に修業され今があるのですね。 英語も 留学経験もないのに ほんとに努力と頭脳の賜物ですね。息子も大学まで英語を勉強していましたが、まったく会話としては役に立たず、会社で海外からの取引電話などもあるので英会話教室に行ってますが、本間先生のことをお話しましたら、俺とは頭のできが違うみたいだ、なんて言ってましたよ。
それでは お気をつけて!
今日は熱帯夜ですね。風がなくて暑いです。
本間先生は、良い先生(師)に出会われて今があるのですね。患者さんの治療に活かせて、美容的にも応用出来る発表があると良いですね。