二重・眼瞼下垂
二重まぶた手術2014
第120回日本美容外科学会学術集会では、
パネルディスカッション1
「ビデオで学ぶ重瞼術」
司会 岩波正陽(新横浜形成クリニック)
Introductory Lecture
「重瞼の解剖学的考察」・・・ 岩波正陽(新横浜形成クリニック)
1. 腫れの少ない埋没法 MT法
◯池田欣生、森川一彦(東京皮膚科・形成外科 銀座院)
2. 微小切開法による重瞼術
◯林寛子、杉本佳陽(烏丸姉小路クリニック)
3. 皮膚切除を伴う切開式重瞼術
◯倉片優、土屋沙緒(クリニカ市ヶ谷)
…がありました。
■ ■
正直に言って、
二重まぶた手術は難しいと思います。
東京皮膚科・形成外科の池田欣生先生が埋没法。
京都の烏丸姉小路クリニック、林寛子先生が微小切開法。
クリニカ市ヶ谷の倉片優先生が皮膚切除を伴う切開法でした。
話題になったのが、
切開をしても二重が取れる、
二重が戻る患者さんです。
■ ■
総合病院の形成外科に勤務していた時、
若い女性の目の手術は年に数例。
埋没式重瞼術なんか…
見たこともありませんでした。
形成外科専門医より、
なんちゃって美容外科医の方が、
よほど多く埋没法の手術をしています。
■ ■
開業して、
若い女性の目をたくさん手術するようになりました。
他院で埋没法をして、
取れちゃった患者さんもたくさん診ました。
私が手術をした患者さんでも、
取れちゃった人がいます。
切開をしても戻る人がいます。
■ ■
青山研美会クリニックの阿部浩一郎先生が、
アレルギーとの関係について発言されました。
目にアレルギーがあって、
目をこする癖がある患者さんは、
切開手術をしても戻ることがあります。
阿部先生が抗アレルギー剤を処方されて、
二重も快くなったそうです。
■ ■
どんなに丁寧に手術をしても、
手術後に目をこすると二重は戻ります。
切開をしても戻ります。
患者さんは、
『私、絶対に目をこすってません』
…と言われることがあります。
…でも夜寝ている間はわかりません。
まぶたにこすった痕が見える人もいます。
アレルギーは美しい二重の大敵です。
“二重まぶた手術2014”へのコメント
コメントをどうぞ
アレルギーはほんとに大変です。私は特定の薬と卵白に少しアレルギーがあり、一年中目薬が欠かせません。アレルギーの薬を飲んでいますが中々改善しません。二重の手術を受ける時はアレルギーもきちんと治療しておくと取れにくい事がわかりました。
アレルギーも関係するんですね。
目をこすらないように前回先生の日記で知りましたが、又物知りになりました。