医学講座
40歳以上の陥没乳頭手術
今日は2022年6月17日(金)です。
昨日の院長日記、
48歳5カ月で第3子出産は素晴らしいです。
不妊治療でがんばっている方に朗報です。
周産期医療は進歩しました。
不妊治療も進歩しています。
■ ■
札幌美容形成外科では、
保険適応で陥没乳頭手術を実施しています。
厚生労働省からの通達には、
年齢は書かれていません。
授乳障害のある陥没乳頭に対して乳頭形成を行った場合(は保険適応)
単なる美容を目的とするものは保険給付の対象とならない
…と書かれているだけです。
■ ■
他のクリニックで相談したら、
保険適応になるのは、
40歳未満と言われました(涙)
…というご相談を受けたことがあります。
札幌美容形成外科では、
40歳を超えた方の手術も行っています。
美容目的の手術ではなく、
授乳障害がある方です。
■ ■
この授乳障害は、
実際に赤ちゃんを産んで授乳障害になった人だけではなく、
これから授乳する人を含んでいます。
授乳中に陥没乳頭の手術はできないからです。
陥没乳頭の手術は難しいです。
私はなんちゃって美容外科医にはできない、
良い手術を提供したいと思っています。
(申し訳ございません、閉経後の方は手術を行っていません)
“40歳以上の陥没乳頭手術”へのコメント
コメントをどうぞ
「他のクリニックで相談したら、
保険適応になるのは、
40歳未満と言われました(涙)」
って変ですね。
閉経後ならいざ知らず。
お困りの方は
本間先生のクリニックで
手術を受けて下さい。
綺麗な仕上がりです。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。40歳までという厚生労働省からの通達はありません。保険診療のバイブルは青本と呼ばれる診療報酬の本です。そこには年齢のことは書いてありません。うちは保険適応にならないから自費でということはありません。クリニックによっては自費をすすめるところもあります。
ガーン‼️42歳で病気で子宮を摘出して閉経してもですか?例えば35歳で子供を産んで次の年病気で子宮を摘出した場合も当てはまらないのですか?
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。厚生労働省が認めているのは授乳障害がある場合だけです。病気で子宮を摘出した人が授乳しているブログがありました。子宮を摘出しても母乳は出ます。もし授乳障害があれば保険適応で陥没乳頭の手術はできます。
昔はできなかったことが
今はできるようになった、
医学は日々、進歩しているのですね。
すごいと思います。
授乳障害のある方は先生のところで
ご相談されるのが良いですね。
他院で断られた方にとっては
救いになると思いました。
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。授乳障害があるというのが厚生労働省が決めた規則です。病気で子宮を摘出した後も授乳していた人のブログがありました。私たち形成外科医は患者さんが少しでも快適に生活できるように手術をしています。
42歳です。38歳の時に病気で子宮全摘してます。
ずっと陥没乳頭でした。19歳と21歳で出産していますが陥没のため直母する事は出来ずとても悲しい想いをしました。その頃は授乳目的でも陥没乳頭の手術は保険適用にはならなかった為、手術できていません。ですが、出産後から乳腺炎を度々繰り返しています。今も乳腺炎で内側で炎症が起こり中で腫れています。とても痛いです。乳腺炎を繰り返す為だと保険適用にならないのでしょうか?
子宮がない今、授乳の為とはならないですよね?
保険適用になるのであればすぐにでも手術して欲しいです!泣
【札幌美容形成外科@本間賢一です】
コメントをいただきありがとうございます。保険適応の要件が授乳障害なので、乳腺炎は保険適応の条件にはなりません。子宮全摘と授乳障害の関係は厚生労働省に問い合わせてみなければ、私には回答できません。今から20年前は、私が開業した頃なので保険適応で手術ができました。北海道の方でしたら診察にいらしてください。