医学講座

ロードサービスのぼったくり商法

 今日は2023年9月21日(木)です。
 今朝の羽鳥慎一モーニングショーで、
 ロードサービスのぼったくり商法を放送していました。
 猫が飛び出してきてハンドルを切ったら衝突し、
 エアバッグも出てしまい、
 エンジンがかからなくなってしまった人が、
 携帯で検索してやってきたロードサービスに、
 30万円以上も請求されたという事件です。
      ■         ■
 ネットで検索すると出ていました。
 ロードサービスで数十万円も請求されました…。もしかしてぼったくりですか?
 突如として訪れる交通事故やトラブルですが、そんなときは迅速な対応を求めてロードサービスを頼りにすることが多いでしょう。しかし、最近では、そのロードサービスが救世主からトラブルの元凶へと変わるケースが急増しています。
 当初は数千円とうたったサイトを見て連絡すると、突然、数万円もの請求をされるというケースが多く見受けられます。これは単なる高額請求なのか、それとも、いわゆる「ぼったくり」なのでしょうか。自動車やバイクのトラブルはわずらわしいものです。その上、不当な請求に悩まされるのは二重の苦しみです。
 この記事では、増加するロードサービスのトラブルについて深掘りし、どのようにして自身を守るべきかのポイントを解説します。安心してサービスを利用するために参考にしてください。
 ロードサービスの裏側:高額請求トラブルとは
 自動車やバイクのトラブル時、多くの人々が頼りにするロードサービスですが、近年、一部の業者からの驚くほどの高額請求が問題となっています。事故や故障時の混乱を利用し、過剰なサービス料を要求する悪質な手口が横行しているのです。
 全国の消費生活センターなどには「インターネットで検索したロードサービス業者に依頼したところ、事前に説明のなかった高額な費用を請求された」などの相談が多く寄せられており、2022 年度には前年度の約 3.3 倍にまで急増しています。ここでは、その実態を、国民生活センターの事例などから挙げ、被害に遭わないための対策を解説します。
被害者の声:請求額とその背後にある事情
 Aさんは、高速道路でのタイヤがパンクし、ネットで検索し、某ロードサービスを利用しました。サイト上では数千円と記入されていましたが、サービス終了後に提示された請求額は10数万円。サイト上での記載とまったく異なる上、ここまで高額な請求とは思わず、Aさんは国民生活センターに相談しました。
 Bさんは、外出先で自動車が脱輪し、急きょ、スマホで検索して見つけたロードサービス業者に連絡。ネット上の広告では「現場で見積もり後、納得できなければキャンセル可」と書かれていたため、とりあえずサービスを依頼しました。
 間もなく業者が到着し、見積り金額は「5万5000 円」といわれたため、高額すぎると思い、キャンセルする旨を伝えたところ、キャンセルしたければ高額なキャンセル料を支払うように要求されました。支払わないとロードサービス業者が帰らずに居座るという状態におちいりました。
 このように、明らかに過剰な請求に驚く被害者が増えています。多くの場合、ネット広告を見て、安いから、と連絡をする場合が多く、特に若い世代からの相談が多いと国民生活センターは注意喚起をしています。
要注意!被害を招く常套手段とその対策
 悪質なロードサービス業者の手口は巧妙です。一般的には、事前の料金説明を避けたり、安価な表示をし、作業後にサイト表示とは全く異なる高額な請求するケースが多くなっています。また、不要な作業を強要したり、部品交換を進めたりといった例があります。
 対策としては、事前に料金を明確に確認する、不明点は質問する、必要以上のサービスを受けない、などの基本的な注意が求められます。また、明らかに安すぎる価格をうたうネット広告などを安易に信じないことも重要です。
 トラブル対応のガイド:回避から解決までのステップ
 日常生活の中で、さまざまなトラブルに遭遇することは避けられないこともあります。しかし、そのトラブルが大きな問題に発展するか、スムーズに解決するかは、対応次第で大きく変わることもあります。ここでは、トラブルを未然に防ぐための事前対策から、もしもの時の冷静な対応方法まで、効果的なステップを詳しく解説します。
事前対策:トラブルを未然に防ぐための実践的アドバイス
 契約や取引を行う際には、細かな条件や条項をしっかりと確認すること、不明点や疑問点はその場で質問することが重要です。国民生活センターでは、ネットの広告を見て、破格に安い業者を頼んだ場合に、トラブルに遭っているケースも見受けられます。
トラブル発生時の冷静な対応:効果的な解決策を探る
もしもトラブルに遭遇した場合、まずは冷静に状況を把握することが求められます。感情的になると、状況が悪化することが多いため、まずは、事実関係を明確にしましょう。具体的には関連する証拠はスマホですぐに撮影する、業者とのやり取りを録音する、などの対処が求められるでしょう。
 まとめ
近年、ロードサービスを利用した際の高額請求トラブルが多く報告されています。事故や故障の緊急性を背景に、一部の業者が不当な請求を行うケースが確認されており、利用者は充分な注意が必要です。
 事態が起こる前に、出発前、万一に備えて、信頼性の高い業者の選定や、事前の料金確認など、基本的な対策を心がけることで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。また、トラブルに遭遇した際の冷静な対応や、適切な解決策を探すことも大切です。このような知識と対策を持つことで、トラブルを防ぎたいものです。
 出典
 独立行政法人 国民生活センター 相談件数の推移
 一般社団法人 日本損害保険協会 ロードサービス業者との料金トラブル
 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 ファイナンシャルプランナー
 (以上、Yahoo!ニュースより引用)

      ■         ■
 ネットで検索して、
 上位に出てくるのはスポンサーサイトです。
 美容外科も美容皮膚科もエステも要注意です
 まさかロードサービスまでとは思いませんでした。
 ある人に聞いたら、
 病院で亡くなった後で、
 葬儀会社を探すのも検索上位は要注意だそうです。
 便利なネット社会も使い方を間違うととんでもないことになります。
 私はJAFに入会しているので、
 困った時はJAFにお願いします

“ロードサービスのぼったくり商法”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    ロードサービスのぼったくりが
    あるとは知りませんでした。

    パニックで検索上位に
    電話してしまうのは
    ありうると思います。

    私もJAFに入会してる時期が
    ありました。
    安心ですよね。

    今は車も手放したので
    退会しましたが……。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。Googleで検索して上位に出てくる【スポンサー】のところがまずいようです。美容外科や美容皮膚科だけかと思っていたら、ロードサービスや病院からご遺体を搬送する葬儀社のサービスまでよくないところがあるそうです。困った世の中です。

  2. えりー より:

    私も今朝この番組を少しだけ見ました。
    急いでいたので内容を全て把握できな
    かったので、院長日記で教えていただいて
    助かりました。

    以前、ネットで業者を調べて自宅の鍵を
    交換してもらいましたが事前に見積もりを
    出してもらい納得してお願いしました。

    急なトラブルは、その時に決めなくては
    ならないことが多いので考える時間が
    なく大変だと思います。知識と対策は
    大切ですね。

    葬儀会社のトラブルもよくお聞きするので
    生前からある程度、決めておくことも
    大事なのかなと思いました。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。今朝の羽鳥慎一モーニングショーはためになりました。ネットで検索して上位に出てきて、安い料金を提示してあるのが特徴のようです。番組では自動車保険についているロードサービスがあるので、まず自動車保険を確認しておくことをすすめていました。JAFに入会していなくても、自動車保険のサービスで助かったという人を知っています。検索上位の【スポンサー】にも困ったことです。

  3. さくらんぼ より:

    私もJAFしか知りませんでした。
    過去に2回ほど鍵のとじ込みでお願いしましたが会員でないせいか、自分の修理工場に頼んだのよりは高かったです。
    そんなこわいぼったくりもあるのですね。今後気をつけたいと思います。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。私はバッテリー上がりと故障で自走できなくなってJAFのお世話になったことがあります。検索上位の【スポンサー】にも困ったものです。ちょっとでも検索すると、何回も宣伝がついて来るのも嫌です。

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