医学講座

クマは山に帰すべきではない

 今日は2025年7月19日(土)です。
 暑いです。
 全国的に猛暑です。
 本州は梅雨明けで一気に暑くなります。
 さくらんぼさんお身体に気をつけてください。
 北海道新聞配達員の佐藤研樹さん(52)がヒグマに襲われてお亡くなりになりました
 昨日駆除されたクマが犯人でした。
 4年前にも人殺しをしていました。
 私はクマの頭数管理が必要だと訴えたいです。
 捕獲したクマは山に帰すべきではないです。
      ■         ■
 今日の北海道新聞の記事です。
 福島町で男性襲ったクマ4年前にも女性襲撃か 駆除した個体と同一の可能性も
 【福島】渡島管内福島町三岳の住宅地で12日、新聞配達員佐藤研樹さん(52)がヒグマに襲われ死亡した事故で、現場など町内4カ所から採取されたクマの体毛のDNA型鑑定を行った結果、2021年に同町白符で女性=当時(77)=を襲って死亡させたクマのDNA型と一致したことが18日、北海道立総合研究機構(道総研)の分析で判明した。同町内では18日、体毛が採取された現場付近でクマ1頭を駆除。北海道は佐藤さんを襲ったクマと同じ個体の可能性もあるとみて詳しく調べている。
 道によると、道総研が14日、町内7カ所で痕跡調査を実施。その結果、佐藤さんが襲われた現場の体毛と、2021年7月に同町白符の山林で女性を襲ったクマのDNA型が同じだった。二つの現場は2.8キロ離れていた。
 道は当初、足跡などから少なくとも2頭が出没しているとみて、佐藤さんが襲われた現場を含む同町三岳の2カ所、出没地点付近の同町月崎2カ所の計4カ所から体毛を採取。しかし、DNA型の分析結果からは1頭のオスと判明した。
 18日に駆除されたクマは推定年齢8~9歳のオスで、体長2.08メートル、体重218キロだった。道総研がDNA型鑑定を進めている。
 同町月崎では18日午前2時ごろ、住民からクマを目撃したと110番があり、駆けつけた松前署員とハンターが住宅敷地内で発見。約1時間半後にクマが草むらに移動したところ、警察官職務執行法4条(緊急避難)に基づき、同署員がハンターに発砲を命じ、約5メートル離れた地点から猟銃2発を発砲し、駆除した。
 駆除現場は、佐藤さんが襲われた同町三岳から約800メートルの住宅地。同町などは18日、山から住宅地への侵入を防ぐため、電気柵約1.5キロの設置作業を始めた。
 現行の鳥獣保護管理法は、市街地での銃猟を原則禁止。警職法に基づいて警察官が命令を出した場合に限って認められるが、対応の遅れが問題となっており、9月1日の改正法施行後、自治体の判断で発砲可能になる。
 道内では13、14両年に檜山管内せたな町で同じクマが2人を相次いで襲い、1人を死亡させ1人に重傷を負わせたケースがある。
 福島町のクマ4年後の襲撃異例」 専門家
 渡島管内福島町で採取されたヒグマのDNAが、12日の男性の死亡事故と、2021年の高齢女性の死亡事故を起こしたクマと同一の可能性が高いとする分析結果について、クマの生態に詳しい北大大学院獣医学研究院の坪田敏男教授(野生動物学)は「同じクマが4年も空けて再び人を襲う例は聞いたことがなかった」と驚く。
 北海道内での同一個体による襲撃事故は、檜山管内せたな町で2013、2014年に2人を死傷させた事故など、短期間に発生していた。酪農学園大の佐藤喜和教授(野生動物管理学)も「初めて把握するケース」とした上で、「18日に駆除された個体のDNA鑑定の結果がでるまでは、自治体や住民は引き続きごみの管理などを徹底する必要がある」と呼びかける。
 福島町での12日の死亡事故は本来は警戒心の強いクマが、住宅地で男性を襲い、2時間にわたって現場にとどまっていた。知床財団の元職員で、野生動物被害対策クリニック北海道の石名坂豪代表は、事故の前後に町内の複数のごみ捨て場がクマに荒らされていたことから、「ごみの味を覚え、住宅地に出入りするうちに人を襲ったことを思い出した可能性がある」とみる。
 2人を襲ったとされるクマはオスで、メスに比べて行動範囲が広く、移動距離は100キロ超に及ぶ。石名坂代表は「このクマが道南のどこに出没してもおかしくなかった」と指摘。「人を襲ったクマは早期に徹底して駆除しなければ、長い年月がたっても人を襲う可能性が高いと分かった。周辺自治体で協力して箱わなの設置数を増やすなど、広域的な連携が必要だ」と訴える。(菊池真理子、高木乃梨子)

新聞配達中だった佐藤さんがヒグマに襲われた現場=12日午前10時50分、福島町三岳

(以上、北海道新聞より引用)

      ■         ■
 札幌の住宅街でクマが出ています
 道南の福島町で起きた悲惨な事故は、
 札幌市内でも起きます
 人間が襲われてからでは遅いのです。
 クマに襲われた人は、
 ドクターヘリで搬送して、
 高度救命救急センターでも救命できない可能性があります。
 事故が起きる前にクマを駆除すべきです。
 佐藤研樹(52)さんと
 2021年に襲われた女性(77)のご冥福をお祈りいたします。
 お二人ともまだお若いです。

“クマは山に帰すべきではない”へのコメント

  1. なっちゅん より:

    さくらんぼさん、
    大丈夫でしょうか?
    暑いので大変だと思います。

    凄惨な事故ですね。
    心が痛みます。

    頭数を減らさなくては
    ダメですね。

    お二人のご冥福をお祈りします。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。ほんとうに残念な事故です。4年前に駆除しておけば佐藤さんは亡くならずに済みました。札幌市内で男性が襲われた時も危なかったです。二度とこのような事故が起きないようにヒグマの頭数を減らすべきです。心からご冥福をお祈りいたします。

  2. さくらんぼ より:

    今日は猛烈に暑く山形市では38度になり体温より暑くなり
    日中は眩暈がして朝晩しか仕事ができません。
    心配なのは高温障害です。
    今日は期日前投票してきました。
    今はDNA検査で熊を特定出来るのですね。
    200kもある熊に襲われたらと思うといたたまれません。
    なんとか頭数を減らしてください。
    お二人のご冥福をお祈りします。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    お疲れのところ、コメントをいただきありがとうございます。猛暑の中のお仕事お疲れ様です。暑いとは思っていましたが38℃は経験したことがありません。生まれたばかりの赤ちゃんの手術で手術室の温度を保育器くらい上げた時くらいです。高温障害が心配です。クマの頭数を減らさないと人間が殺されます。子供たちが襲われる前にクマを駆除して頭数を減らすべきです。

  3. えりー より:

    今日は教育関係の勉強交流会が
    あって、サッポロファクトリーに
    行きましたが、とても暑かったです。

    住宅地で、出会ってはいけない、
    ヒグマと出会うなんて、数年前は、
    考えたこともなかったです。

    それだけ早急に対策が求められて
    いるのだと思いました。

    お亡くなりになられた、お二人は、
    本当に苦しかったと思います。
    心からご冥福をお祈りいたします。

    【札幌美容形成外科@本間賢一です】
    コメントをいただきありがとうございます。札幌市東区の住宅街で男性が襲われた時も危なかったと思います。福島町のクマは2人も人間を殺していました。4年前に駆除できていれば今回の事故は起こりませんでした。私は春クマ駆除をやめたのがよくなかったと思っています。70年北海道で暮らしていますが、昔はクマが出てきて人を襲うことはありませんでした。北海道開拓の時代に戻ってクマは危険だから駆除すべきです。

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